k-1の11月大会にて城戸と木村ミノルの対戦が実現するようだ。
両者の簡単なプロフィール
城戸康裕(きど やすひろ)
生年月日:1982年12月25日
身長:186cm
体重:70kg
出身:神奈川県伊勢原市
城戸康裕は旧k-1時代から活躍する日本人選手で、かつてのk-1では魔娑斗、小比類巻、佐藤に続く第四の日本人としても注目されていた。
今年で35歳になるベテラン選手だが、今年に行われたk-1の70kg級トーナメントでは大方の予想を覆して決勝戦まで進み結果を残した。
デビュー戦以降の65戦は70キロ級をメインに戦っていたが、今年のトーナメント決勝で戦った「チンギスが重すぎたので階級を落とそうと思った」と話している。
今までは通常体重も77~78kgほどあったようだが、チンギス戦以降は通常体重から74~73kgくらいをキープしているようで、階級を下げてもそこまで減量がキツイわけではないとアピールした。
木村フィリップミノル
生年月日:1993年9月9日
身長:172cm
体重:65~67.5kg
出身:ブラジル パラナ州クリチバ
木村ミノルは日系ブラジル人の母と、イタリア系ブラジル人の父を持つクォーターのキックボクサー。
見た目は外国人だが日本語はペラペラで国籍はブラジルなのかトーナメント時などはブラジル代表で参加する。
ハードパンチャーで当たれば倒せるパワーファイターだが、K-1でのKO率は実は低く、今のところk-1でKOで勝った試合はHIROYA戦の1試合しかない。
ゲーオとのタイトルマッチにたどり着くまでは勢いがあり、新生k-1を背負う存在になりそうだったが、ゲーオに豪快にKO負けした後は成績が残せずに低迷していった。
一時はMMAにも挑戦してRAIZINに参戦もしたが、結果はチャールズクレイジーベネットに4秒でKO負けをした。
その後またキックボクシングに戻り、階級を65kgから67.5kgに上げてトーナメントにも参加した。
67.5kgのトーナメントでは一回戦で久保優太との元同門対決となり注目を集めたが結果は圧倒されダウンを2度奪われての判定負けとなった。
まだ24歳と若い木村だが、最近の試合は単調な攻めと、打たれ弱くもらうとすぐに倒れるシーンも多く久保戦から間なくの城戸戦なので心配はあるが・・。
どっちが勝つ?!
城戸は階級を落としての初戦なので減量面がどうなのかが不安材料ではある。
木村も最近の試合内容を見る限りでは打たれ弱くなっていたり、攻めが単調になったりと不安面は多い。
それでも城戸はベテランとなってから格下相手に不覚を取る試合が少ないし、前回のトーナメントでの準優勝という実績は素直に評価できるだろう。
現時点での両者の実力を比較すれば、城戸のほうが格上の選手と思える。
いずれにしても11月23日のk-1大会の一番の注目カードになりそうだ。
ちなみに、このカードが発表された会見にて武尊の年内の試合はなしと発表され、次戦は2018年の3月のさいたまスーパーアリーナ大会だと発表された。
怪我はないが外人強敵相手の3連戦だったため休養を取るようだ。
k-1は少し武尊を大事にしすぎているとまた炎上しそうな発表でした(^^;