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喧嘩稼業12巻の感想

12巻の収録内容

トーナメント一回戦第五試合
「フルコンタクト空手:上杉均VS合気道:芝原剛盛」

 

書き足し部分

連載だと1年~1年半くらい前なので記憶が曖昧ですが・・

記憶だとアリを酸素カプセルに閉じ込めたシーンはなかったような気がします。

 

喧嘩稼業12巻の主な感想

ガッツリと書き足しされているのは
連載だと94話、95話の掲載回だった睦夫のエピソードですね。

もうね。この巻の書き下ろし部分(睦夫最格)は
木多康昭のギャグ全開って感じなので是非とも読んで欲しい。

 

朝まで生TVのパロディ「ゴムTV」など
ギャグ回を封印された木多康昭にとって
本編とあまり関係のないところで
上手く動くキャラを生かしギャグをやるしかないのでしょうか。

(それにしてもクオリティが異常に高い!)

「嫁の名前言うと思ったのに~」と、
ガースーがのけぞるコマは久々に漫画読んで爆笑しましたww

 

上半身しかない男とのやり取りも絶妙にくだらなく面白い。

 

ただ、最近は完全な書き下ろし部分はほとんどなく
連載では載せれなかった部分の書き足ししかないんですよね。

まあ連載ペースが今や月1すらできていない状況なので
連載を優先で描いて欲しいところではありますけどね。

木多康昭ってやっぱり超天才なんじゃね? って最近フと思う

最近は無料の漫画アプリとか、ネットで読める素人の漫画とか

色々な漫画を読んでいるのですが

やっぱり木多康昭って超レベル高いんだなーと感じます。

クオリティの次元が違いすぎる(^ρ^)

 

もちろん個人の好みの問題とかもあるとは思いますが、

無料で読めるレベルの漫画って
内容もまあ無料レベルのクオリティな漫画が多いわけです。

そもそもネット漫画だと同人ずっとやってた人も多くて
商業作家ですらない人も多いですし。

 

話飛びますが、、、

同人作家と商業作家の違いについては

ドラゴンボールの鳥山明さんの初代担当者

ドクターマシリトこと鳥嶋 和彦さんのインタビューが面白かったです。

時代の変化というのもあるし、彼の考えがすべて正しいのか疑問なところも多々あります。

捉え方によっては少し老害入っているような気もしないでもないですが・・

例えば、comicoのような縦スクロール型の漫画に関して
「あれは漫画ですらない」みたいな発言がありましたが
縦スクロールはスマホで読む漫画としては非常に読みやすいですし
ただ読んでる側の感覚だと単純に画期的だなーと感じました。

このへんは少し考えが古くて凝り固まっているようにも感じれます。

そんなことを含めても
やはり成功者の言葉、考えというのはコンテンツとして単純に面白い。

 

鳥嶋さんとかの話が
こーやって無料で聞けちゃって
シェアできる時代になっているわけです。

今更ながらYouTube恐ろしいですわ。

 

『富樫・岩明・木多』

個人的にはこの3人こそが「天才」と
呼ぶにふさわしい最凶の漫画家だと思っていますね。(休載も含む)






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