2018年3月1日に行われた山中慎介とのタイトルマッチで体重オーバーの反則をして王者陥落をしたネリが、日本ボクシング界から事実上の永久追放されることになった。

本来ならJBCの規定で1年間の出場停止処分で済む問題であったが、試合後のネリの態度や世間の評判なども影響したか、JBCは出場停止の期限を設けないとした。

これにより、ネリは事実上の日本ボクシング界の永久追放ということになった。

過去にも永久追放されるボクサーはいたが、体重超過のみの違反による永久追放というのは極めて異例だ。

ネリの態度には確かに問題はあっただろうが、やはり世間を敵に回してここまで大事になってしまったことが今回の追放につながった最大の原因だろう。

ネリの犯した反則まとめ

ネリは2/28に行われた前日計量で規定体重よりも1.3kgオーバーの体重超過を犯し、その後の再計量でも1.3kgオーバーとなり、この時点で試合を行わずしてタイトルを剥奪となった。

王者の体重オーバーの状態ではあったが、試合はそのまま行われ、もし山中が勝利していれば山中は王者となり、ネリが勝った場合でもタイトルの剥奪は変わりないという条件で試合は行われた。

結果、山中はネリを相手に何もできずに2RKO敗けをした。

敗因はネリの体重オーバーによる影響(階級が違うためパワーの差が大きい)もあったとされるが、山中自身の衰えや、ネリの実力自体が高いという声もあった。

ドーピング疑惑

ネリと山中は2017年の8月15日にも対戦している。

当時は山中が王者でネリが挑戦者だった。

山中は具志堅用高の持つ連続防衛記録13回のタイ記録をかけた試合だったが、結果は4R 2:29でセコンドのタオル投入で王座陥落をした。

この時はセコンドのタオルの投入が早いというのも問題になったが、同時に対戦相手のネリのドーピング疑惑も問題になった。

 

ネリはメキシコで検査した検体に禁止薬物ジルパテロールの陽性反応があったが『家畜の成長促進剤で牛肉に混入していた』と主張。

この時のWBCの対応は、過去の検査全て陰性で意図的という証拠もなかったためベルトの剥奪等の処分は特に何もなく終わった。

ネリの態度にファンが激怒

今回の国内追放となった一番の要因としてはネリの態度が上げられる。

体重オーバーをして試合をして勝ったとはいえ、普通の神経ならば「すみませんでした」という態度を取るのが普通だろう。

心の中ではすみませんと思ってなくとも、少なくとも表では反省している風の態度を取るのが普通だし、実際にそういう態度をネリが取れていれば、本心でどう思っていようとも1年の出場停止で済んでいた可能性も高かったはずだ。

 

しかしネリは試合後に大はしゃぎして、国旗を立てて、試合後のコメントでは「むしろ体調は山中のほうが良かったハズだろう」などと逆なでするような発言もあった。

反省の色のいっさい見れないネリに対して多くのボクシングファンが激怒する結果となった。

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井上尚弥との対戦を要求

 

ネリ陣営は1回目の山中戦直後に井上尚弥との対戦の可能性もあるとコメントしていた。

井上尚弥がバンタム級に階級を上げれば当然、山中慎介との日本人対決には注目が集まるし、山中に勝利したネリとも対戦が望まれただろう。

 

しかし、結果としてはネリが国内追放となったため、この対戦カードは幻となってしまった。

井上尚弥がバンタム級挑戦を表明しただけに山中の敵を井上尚弥が取るという場面が見れないのが非常に残念だと思うファンも多いだろう。

ネリの永久追放に対してのファンの反応は?

後味が悪い。山中が勝っていれば永久追放になってなかったと思うし、負けたからって怒りの矛先が変な方向にいってしまっている。

 

日本を追放しても自国メキシコでは試合ができるわけだろ?これじゃ何も意味がない!

 

ネリが階級を上げて王者になったとしてもこれじゃ日本人とはもう戦うことができない。もったいないなぁ。

 

井上尚弥と対戦して欲しかった。残念だ。

 

井上戦だけやってボコってから追放しろ!

まとめ

ファンの意見としては、日本を追放したところで世界では試合をやれるわけだし、井上尚弥との試合を事実上組むことができない処分をしたのはミスだったという意見が多い。

JBCの判断も確かにただの嫌がらせや負け惜しみのようにも思えなくもない。

冷静に考えて国内でまた試合をやらせて、ネリが日本人に負ける姿を見せるほうが良かったと思うのが妥当な意見だろうか・・。

どうあれ、今回のネリの騒動は非常に後味が悪い結末となってしまった。

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