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喧嘩稼業103話ネタバレ感想「策士、十兵衛の思惑」

2020年ヤンマガ13号に掲載された喧嘩稼業103話のネタバレ感想になります。

まだ読んでない人は注意してください。

~前回まで~
里見が事前に計画していた田島襲撃をついに実行に移した。
偶然が重なり、田島はBBBをボディーガードにつけ、戦力比は変化していく。
田島は即座に上杉の動きを読んだが、里見が登場し、山本空の煉獄が田島を襲う...
その頃、仕掛け人である佐藤十兵衛は....

喧嘩稼業103話あらすじ

十兵衛はホテル従業員を使って佐川兄に伝言を伝える

「盗聴器が仕掛けれているから気をつけろ」と

控室に戻ってきた十兵衛は高野に状況を説明する

高野の考えの浅さや自らの思考回路を自慢げに語りだす

トーナメントで最もやっかいな相手である関修一郎を排除するために策士は策を練っていた

 

103話の感想

ブログ管理人の九兵衛(@bigmax777)です。

 

2020年2度目の掲載となりました。

前回は田島が煉獄を決められるところで終わりましたが、時系列的は進行せず..。

今回は十兵衛ちゃんの解説回でした。

 

ポイントをまとめていきます。

 

1.佐川兄のためにフルーツフォークを仕込む

十兵衛がリングインした理由は上杉に伝言を伝えるだけではなく、フルーツフォークを睦夫へプレゼントするためでもあったようです。

十兵衛は睦夫が反則負けになることも考慮しており、関の目でも潰れればラッキー程度に思っているようです。

 

2.入場前に川上を使い、関の負傷を狙う

これも関対策として、川上竜に村井を襲うついでに関も襲わせる計画のようです。

前回から川上が出ていましたが関を直接襲わせるところまでは判明していませんでした。

 

3.田島襲撃に里見を追加投入させる

関の排除と同時に田島の襲撃も進んでいます。

結果的には十兵衛の指示によって里見も現場へ直行することになりました。

 

計画の狙いは以下の2点です

1.関をトーナメントから消す、もしくは回復不能なダメージを負わせる

2.田島に回復不能なダメージ(目潰し)を負わせる

 

田島の目潰しと、関の排除という2つの狙いが同時進行しています。

 

第6試合前に田島の目潰しがどうなるのか、見れるかと思いましたが、時系列的に同時進行みたいになるのかもしれませんね。

 

少し予想もしてみます。

 

川上の襲撃は成功するのか?

関は入場する前に川上に襲われます。

これが成功するのかどうかですが、普通に考えると2対1ですし、実力的にも川上では関に敵わないでしょう。

ですが、十兵衛の読みでは関が入場前に負傷することも考慮しているので、何か仕込みがあるのかもしれません。

ここでひとつ引っかかるのが、陰陽の追加ルールですね。

「トーナメント参加者、および関係者での暴力を禁止する」

この文面を陽側の関たちがまともに受け止めている可能性は大きく、試合前に襲われたとしても上手く対処できない可能性があります。

梶原のセコンドが言ってましたが「負けて関係なくなった敗者側からなら襲うことができる」というのがこのルールの穴です。

入場前に襲撃されるとも思ってなさそうですし、関か村井は怪我をしそうな気がしますが、ここまで関さんは十兵衛たちが評価している以外での能力の高さをまだそこまで見せてくれていないので、そろそろ評判通りの強さを絵的に見せてくれるのではないかと思います。

なので、十兵衛のドラゴン召喚計画はわりとあっさり失敗し、代わりに関さんが強さを見せるのではないかと予想。

睦夫は武器を使うのか?

睦夫の暴走を見越して十兵衛はフォークをリングに仕掛けました。

試合で睦夫は武器を使うのか? という以前に

十兵衛は睦夫のことをそこまで理解できていないように思います。

十兵衛は睦夫をコントロールできていると思っているようですが、睦夫は十兵衛のことを本物の徳夫(弟)だと思っており、ベットの下にも潜り込まれたりもしてるので、実際に十兵衛の推測の域を超えています。

一貫して十兵衛らは関を警戒していますが、本当に警戒するべきは睦夫のほうだと気がついていない様子。

これはこの先、十兵衛が自ら仕込んだフォークで睦夫に刺されるというフラグなのではないでしょうかね?

十兵衛が徳夫にしたように「後ろから刺す」というのに上手く繋げれば皮肉も効いて面白くなりそうですね。

ぼくの予想としては『フォークは試合で関には使用しないが、後に十兵衛を襲うときに使用する』のだと思います。

 

十兵衛の計画はほとんど失敗する?!

「全部の仕掛けが成功する可能性はそこそこあろだろう」と言っている十兵衛ですが、実際は逆になるのだと思います。

これは少し面白味のない話になってしまいますが、このタイミングでこの話を入れてきたのは十兵衛の計画が失敗する前提になっているからだと分かります。

十兵衛がドヤって計画を語る回というのは必須ではあるのですが、この回の最大の狙いは「十兵衛すげー!」と思わせることです。

十兵衛をより凄いやつだと思わす最も効果的なタイミングは全てが終わった後です。

なので、このタイミングで「十兵衛の解説回」がきた時点で計画は失敗すると分かります。

ただ、真逆の展開となると、関が無傷で勝ち進み、田島襲撃も失敗し、十兵衛は睦夫に襲われる。という流れになるのですが、全部が裏目に出るというよりは、ある程度十兵衛の思惑通りにいって調子に乗っているところで睦夫に襲われるというのが、ぼくの今のところの展開予想ですかね。

いずれにせよ、十兵衛の計画外が起きることはほぼ確定的で、睦夫に襲われるのもほぼほぼ間違いないと思います。睦夫とはトーナメント前からの伏線もありますし。徳夫の件もあるので、試合の勝敗とは関係なく場外戦になる展開は必須になりそうです。

ただそうなってくると関がトーナメントを勝ち進んでしまうので、本来のぼくの予想と逆になってしまうのが残念ではあります。

話の展開を深読みするほどに、だんだんと関が勝ち進んでいく展開のほうがありそうな気がしてきました...。

 

まとめ

できたら前回の続きが見たかったのですが、時系列は進まずで残念でした。

予告で「すべて見せます!天才策士、十兵衛の全思考!」とかあったので、田島の襲撃現場に十兵衛も合流する展開を期待してしまってました。

今のところは田島の目潰しがどうなるのかが一番気になるんですけどね。

空の煉獄からは田島は逃れると思うんですが、目が潰れるのかどうかは、マジで予想できないんですよね。

Twitterでアンケートも取ったのですが、ほとんど五分五分って感じでした^^;

ちなみに自分は潰されると予想してます。

上杉も下手すればBBBに殺されるまであるのではないかと思います。BBBは山本陸と後に戦う予定ですし、その方が面白いでしょうし。

田島襲撃は過去一くらいに展開も結果も読めないので期待が高まりますね。

 

あと、13巻の告知もありました。

4月6日に発売されるようです。多分、表紙は芝原だと思います。

次回掲載は未定のようですが、今年は頑張ってくれるそうなので、多分1ヶ月後半後くらいには読めるでしょう。






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