小ネタ

木多康昭✕町山智浩 喧嘩商売時代のインタビュー

こんにちは、管理者の九兵衛です。

今週も喧嘩稼業はお休みですが、当サイトは月曜日ネタ更新しますね。

木多先生が喧嘩商売時代にインタビューされて雑誌に掲載された内容があったので

消されてしまう可能性もあるので当サイトで保護しておきましょう(笑)

木多先生のインタビュー

『喧嘩商売』木多康昭×町山智浩

 

〝ルールなしの状況で最強の格闘技は何か〟という巨大なテーマを掲げ、
緻密な格闘表現と圧巻のバイオレンス描写、そしてド下ネタも満載して読者を魅了し続ける

「喧嘩商売」(「週刊ヤングマガジン」で大好評連載中)の作者・木多康昭先生に
本誌にもたびたび登場している評論家・町山智浩氏がインタビューするという。

その情報をキャッチした「kamipro」編集部は、抜け目なく相乗り取材を敢行。
ポッドキャスト番組「町山智浩の、漫画家に訊け!」

 

収録現場にお邪魔し、番組の終盤に出演&終了後にも町山氏とともにインタビューすることに成功したのだった。
木多康昭先生といえば、デビュー作となった『幕張』を初めに常に話題作を手がける漫画家である。
今回の特集テーマである格闘マンガの話題はもちろんのこと、とてもじゃないが活字にはできないマンガ界の裏話も含め、語りに語った3時間!

その一部を再構成しここにお届けする次第!
バトルマンガ史上に残る必殺技〈煉獄〉の秘密がいま、あきらかに!

 

~ここから~

インタビューの人
先生の『喧嘩商売』は″ルールなしでの最強″がテーマになっていますよね。そこで僕が知りたいのは、先生がどれくらい格闘技が好きなのか、逆にどんなところに不満を持っているかなんですよ。

 

木多
もともとプロレスとか格闘技は好きなんですけど、それはゴールデンタイムでやってた頃ですね。大ブームのとき。
裏が『金八先生』だったんですけど、僕はずっとプロレス観てたんで。
でも、山田邦子とかが出てきて観なくなったいましたけど。「なんだよ!」っていう。

 

インタビューの人
あぁ、悪名高い『ギブUPまで待てない!!』で(笑)。

 

町山
K─1とか、最近の格闘技ブームは観てないんですか?

木多
PRIDEは連載前に観に連れてってもらいましたね。

町山
実際に選手に会ったりもしました?

木多
ボクサーに会わせてもらうって話もあったんですけど、
マンガを描く時間がギッチリ詰まってるんで、ちょっと……という感じでしたね。

 

 

インタビューの人
『喧嘩商売』はオリジナル度合いが強いというか、実在の選手や技をモデルにすることがほかの格闘マンガより少ないですよね。

木多
格闘技というより、喧嘩ですからね。″なんでもあり″で考えるので。
あと、実在の選手をモデルにするのはほかのマンガでたくさんやってるので、それはもう〝済んでいること〟というか。
格闘技は、マンガの資料というより、一視聴者として観てますね。
逆に観ているぶんには、ボクシングの4回戦みたいな技術のない、気持ちだけの殴り合いみたいなのがおもしろかったりするんですよ。
駆け引きよりも、前に出る闘いが好きですね。

 

インタビューの人
描くスタンスと観るスタンスは逆なんですね。

木多
実際に格闘技やってるわけじゃないし、だから技術的なところは甘いんでしょうけど。
技なんかはネットで調べて、ホントっぽいのを使ってみる感じですね。
ホントかウソか、突き詰めて調べるには時間が足りないんで。

 

インタビューの人
そのほうが想像力が膨らむというか。

木多
まあ、普段、誰とも格闘技の会話しないんで(笑)。

 

インタビューの人
実際の選手で、気になる存在はいますか?

木多
やっぱりヒョードルは好きですね。ヘビー級が好きなんで。打撃にしても寝技にしても、パワーがあるほうが好きなんですよ。チェ・ホンマンとかは好きじゃないけど(笑)。

 

インタビューの人
試合ではいかがですか?たとえば、去年の大晦日に青木真也が相手の腕を折ったうえに中指を立てたことが騒がれましたけど。

木多
あれは……青木選手があたまにきてたんですよね?

 

インタビューの人
そうですね。試合前の舌戦とかカード変更で。

木多
それで感情が抑えられなかったんでしょうね。俺は、レフェリーが止めなかったんだから仕方ないと思いますよ。
タップする時間もあったわけだから。ネットのニュースで処分されたって記事を読んで「それは厳しいんじゃないか」って思いましたけど。
でも、青木選手ってまじめな人じゃないですか?

 

インタビューの人
格闘技に関してはもの凄くまじめですね。

木多
格闘技も紳士じゃないとダメなんですかね。俺はキャラクターが立ってると思うんですけど。
善でも悪でも、試合がおもしろくてキャラクターが立ってればいいと思うんですけどね。
青木選手への処分も、処分自体がヤラセならいいんですけど、そうじゃないわけですよね。

町山
やっぱり、礼に始まり礼に終わるっていう武道的文化があるからですかね。

 

インタビューの人
いまの格闘技って、基本的に悪役人気がないんですよね。すぐネットで叩かれて、その影響がスポンサーまでいっちゃったりするので。

木多
いいじゃないですかねえ。中指を立てるのは難しいところですけど。

町山
強くて悪いヤツって最高なのに。そんなこと言ったら十兵衛(『喧嘩商売』の主人公)なんか格闘技界にいられないですよ(笑)。

木多
いや、十兵衛は世論を誘導する方法も考えますから。

 

インタビューの人
妹が2ちゃんを使いこなしますし(笑)。
あ、ダーティーヒーローってことで言えば、先生は秋山成勲はお好きですか?

木多
まあ、好きですね(笑)。秋山さんも格闘技界では嫌われてるんですか?

町山
『kamipro』は好きだよね、秋山(笑)。

 

インタビューの人
そうなんですけど(笑)、まあ人気があるとは言い難いですね。

木多
そうなんですか。強いじゃないですか、だって。それこそ叩かれて、使われ方としてもったいなかったなと思いますね。

インタビューの人
『喧嘩商売』の金田のなかには、かなり秋山的なエッセンスが入ってますよね。

町山
金田は打撃で闘うじゃないですか、柔道出身なのに。あのへんも秋山と似てますよね。

木多
もともと金田のポジションは、柔道は関係なかったんですよ。
連載前に考えてたのはプロレスラーのキャラクターで。でも、ネット上で真偽はともかく秋山さんがいろいろ言われたんで、
それを取り入れたほうがとっつきやすいだろうな、と。

 

 

インタビューの人
たとえばグローブのメリケンサック疑惑ですね。

木多
そういうのを取り入れると、悪の表現としてオーバーじゃないんだって思わせることができるので。

町山
本当におもしろかったですよねぇ、十兵衛と金田の闘いは。

インタビューの人
読んでいるうちに金田に感情移入してくる部分もあって、そういう意味では先生にとっての〝理想の秋山〟が金田なのか、と。

木多
いやー。でも秋山さんは強いですからねぇ。
ヌルヌルとかもしなくてよかったと思うんですけど。もっと日本で闘ってほしかったですねぇ。

インタビューの人
秋山はダーティーヒーローとしての自分を受け入れられなかったいう感じもありますね。
あくまでも純粋なスターでありたいという。

町山
そのわりにはファッションセンスがねぇ(笑)。
昔だったら、ああいう存在をうまく盛り上げていったんでしょうけどね。

木多
秋山さんのなかでは、ヌルヌルはダーティじゃなかったんですかね?

 

インタビューの人
そのほうが幻想はあるんですけど、本人は「故意じゃなかった」と言ってるんですよ。

木多
それは無理だよなぁ。柔道着に洗剤を塗り込むことは、自分で言ってるわけだし。
僕は、秋山さんのなかでは「そこまではアリ」だと思ってたんじゃないかなって。

インタビューの人
その秋山を、『kamipro』では〝魔王〟って呼んでたんですけど、『喧嘩商売』の金田は〝魔人〟じゃないですか。
そこも「おおっ!」てなりましたね(笑)。

木多
あれは眠くて、いいネーミングが思いつかなかったんです(笑)。秋山さんはキャラクターとしておもしろいですよね。

 

 

町山
『喧嘩商売』に〈金剛〉っていう、相手の心臓を殴って気絶させる技が出てきますけど、あれって千石パンチじゃないですか?

木多
千石パンチってなんですか?

町山
先生の『泣くようぐいす』で主人公の千石うぐいすは相手の心臓を殴るハートブレイクパンチを使うんですよ。
全然覚えてないですか?(笑)。

木多
いや、覚えてないです(笑)。
〈金剛〉は、拉致被害者の蓮池薫さんが、拉致されたときに気絶させるために胸をおもいっきり蹴られたという話を聞いて、
「これを使おう」と思ったんですよ。

町山
え、じゃあ〈金剛〉は北朝鮮工作員の技だったんですか!?

インタビューの人
着想が凄すぎますよ!

 

 

町山

〈煉獄〉の着想も知りたいですね。あの技がどこから出てきたのか。

木多
武道の型ってあるじゃないですか。あれは基本的に一対複数を想定してるんですけど、
もっと役に立ったほうがいいんじゃないかと思って。

インタビューの人
一対一の実戦で役に立つ型という。

町山
格闘ゲームでよく〝ハメ技〟ってあるじゃないですか。そこからではないんですか?

木多
そこからじゃないんですよ。純粋に「型を覚えるのってもったいないんじゃないかな」っていうところからで。

インタビューの人
僕は、『あしたのジョー』に出てきた〈舞舞(チョムチョム)〉の理論的発展形かなと思ったんですよ。
横にも前にも倒れることができないってところとか。

木多
あ、それは僕もあとで思いましたね。僕も『あしたのジョー』は好きなんで。
あと〈煉獄〉は、理屈は僕が考えたんですけど、個々の技は編集が考えてくれたんですよ。
空手の黒帯が個々の技と、そのつなぎを考えてくれてビデオも送ってくれたんですよ。

町山
〈煉獄〉の演武ビデオが実在するんですか!

木多
「こんなことまでやってくれるんだ!?」って感動しましたね。マンガ家になって初めて、編集者が仕事をしてるの見ましたよ(笑)。

 

 

インタビューの人
〈煉獄〉も含めて、『喧嘩商売』は読んでいて空手幻想を凄く感じるんですよね。
今の格闘技界では〝MMAという一つの競技〟と言われますけど、やっぱり異種格闘技戦にもロマンがあるなってあらためて感じました。

木多
そこなんですよね。僕はやっぱり猪木の異種格闘技戦が好きだったから。

インタビューの人
『喧嘩商売』では、異種格闘技と総合格闘技がうまくミックスされてますよね。

 

木多
意図的にではないんですけど、自分が好きだった時代がそこなんですよ。
『空手バカ一代』の頃は極真が最強だって言われたり、そういう幻想を背負ったまま闘うのが好きなんですよね。

インタビューの人
『喧嘩商売』は、そういう部分も含めてリアリティとファンタジーのバランスがいままでにない成立の仕方をしてる気がするんですよ。

木多
マンガとしてはおもしろいけど、理論的に成り立たなくなっちゃうのは気になりますね。
「ここから先に行ったらギャラクティカマグナムだよな」っていう(笑)。
でも、リアルすぎてもマンガとしてどうなのかなって。広く読んでもらうには、格闘技の解説書みたいにしてもいけないんで。

 

インタビューの人
ギャラクティカマグナム的な、ほとんど超能力みたいな世界にもいかず、
小林まこと先生の『柔道部物語』のような競技スポーツものにもならずっていう新しいバランスだと思います。

木多
あぁ、でも『柔道部物語』は最高峰ですねえ、僕のなかでは。
マンガとしてギャラクティカマグナムもいいんですけど、最低限のリアル、理論をつけたくなりますよね、ボクは。

 

インタビューの人
理論と言うことで言うと、『喧嘩商売』で出てくる闘いはロジック合戦でもありますよね。
理屈とか心理戦で上回ると優位に立てる。そこが凄く好きなんですよ。

木多
それは、僕が口だけだから(笑)。
あと主人公が根性理論が好きじゃないんですよね。一生懸命さを見せたくないって設定なので。

 

 

インタビューの人
梶原マンガも、どんなに荒唐無稽な技であれ理屈はついてましたよね。

木多
子どもの頃はダイリーグボール2号にも納得してたからなぁ(笑)。

インタビューの人
〈煉獄〉が〈舞舞〉の理論的進化バージョンだと思ったのも、そこからなんですよ。
〈舞舞〉が出てくるジョー対金竜飛戦も、最後はロジックで勝ちますし。

木多
あぁ~、確かにそうですね。

インタビューの人
減量が大きなテーマなんですけど、
ジョーが「おまえ(金)は食えなかったが、力石は食わなかった」という理屈で精神的に優位に立ったところで勝つっていう。

木多
『あしたのジョー』は、何かをやられて、それを返してっていう展開が多いですよね。
そこが好きなんですよ。金竜飛戦は、なかでも一番好きな試合かもしれない。

 

 

インタビューの人
もう一つお聞きしたかったのが、童貞の話なんですよ。
主人公の十兵衛と師匠の入江文学が童貞っていう設定になってますよね。
そこに何か強さの秘密があったりするのかな、と。

木多
それはないです(笑)。

インタビューの人
あ、なかったですか(笑)。
ただ、十兵衛に負ける高野と金田は、セックスしてる描写があるんですよね。非童貞だと負ける(笑)。

木多
実際のところ、試合前にヌイちゃうと負けるんですかね?

インタビューの人
よく言われますね。よけいなエネルギーを使っちゃうってことなのか。

木多
でも、板垣(恵介)先生はその理論に絶対に反対でしょうね(笑)。

インタビューの人
じつは先生に童貞のことをお聞きしたのは理由がありまして。
以前、青木真也がツイッターで自分は童貞だって言いだしたことがあったんですよ(笑)。

町山
どんな格闘家なんだ(笑)。

インタビューの人
あと『anan』のセックス特集の話ばっかりしたりとか(笑)。

木多
青木さんはそういうキャラづけを始めたんですかね?

町山
小山ゆう先生の『ももたろう』では、強さとセックスの関係が濃密に描かれてましたよね。
あと梶原一騎もそうですよ。先生、『人間兇器』って読まれましたか?

木多
あ、読んでないですねぇ。あらすじだけは知ってますけど。

町山
あれは凄いですよ。大山倍達的な師匠に憧れてる男が主人公なんですけど、もの凄いコンプレックスの塊なんですよ。
あきらかに梶原一騎本人なんだろうなっていう。
女の人に純情に恋するんだけど、それが認められないとほかの女を拉致して逆さ吊りにしたり三角木馬に乗せたりするっていう(笑)。

木多
あぁ~。

町山
要は女神に対する純愛と、それ以外はビッチだから何やってもいいんだっていう両極端の気持ちが混然としてるんですよね。

インタビューの人
あ、それって童貞っぽいですね。

町山
そう。精神的な童貞なんですよ「ビッチと何百回セックスしても、俺は童貞なんだ」っていう。
ほかの梶原マンガでもそうですよね。ジョーも飛雄馬も童貞じゃないですか。

インタビューの人
だけど左門とかマンモス西は結婚しますからね。

木多
共通点あるんだなぁ。そこは計算なんですかね。彼女ができないほうが読者に好かれるとか。

インタビューの人
喧嘩商売』の場合はいかがですか?

木多
主人公の性格次第ですよね。今回は、基本的に性的には純真だっていう設定なんで。

インタビューの人
そこも『喧嘩商売』は梶原マンガにつながる感じがしますねぇ。

木多
そこは考えたことなかったです(笑)。

インタビューの人
今度『kamipro』でもセックス特集やりたいですよ(笑)。

 

 

 

町山
話は戻りますけど、まだ『喧嘩商売』にはアマレスの選手が出てきてないですね。

木多
本当は出てくる予定なんですよ、でも、そこまで続くかどうか……。

町山
やめないでくださいよ(笑)。

木多
僕にとっては、「アマレス=カレリン」なんですよ。
だからアマレスラーはロシア人設定なんですけど、話がそこまでいってないんですよね。
それは話が世界に広がってからで。だからサンボも出してないですし。
アメリカ海兵隊とかも(構想の中には)いますから。いまは日本人だけの話なので、
アマレスとかサンボをアマレスとかサンボを出さないで考えるのが大変なんですよね。

町山
強いヤツらがみんな日本人なのは、まだストーリーがそこまでしか進んでないからなんですね。

木多
設定上は、世界中に強いヤツがいることになってますから。
いま、そこまでやると話が広がりすぎちゃうんで。

町山
じゃあ、ゆくゆくは『グラップラー刃牙』の世界までいってもらって(笑)。

 

インタビューの人
カマキリと闘うという(笑)。

木多
さすがにカマキリと闘ったときは、板垣先生どうしちゃったんだろうと思いましたけど(笑)。

町山
『喧嘩商売』は今後も本当に楽しみですよ。
十兵衛対工藤がメチャクチャおもしろかったのに、金田戦がそれを超えたじゃないですか。
そして、 これからもっと盛り上がっていくわけですよね。

木多
構想はあるんですけど……。でも疲れてるからなぁ。

インタビューの人
いやいや、お願いします(笑)。

 

木多
もうね、地獄なんですよ。もっと入れるべきセリフとかエピソードもあったんですけど、はしょったんですよね……。
で、本当はこれからがおもしろいんです。
いまは主人公のダーティさも強さってことになってますけど、実はそういうことをしなくても強いっていうポジションがあるので、
そこからが 本当はおもしろいというか、本編なんですよ。

町山
まだ本編じゃなかったんですか!?(笑)それは続けてもらわないと!

木多
…………。

町山
返事がない(笑)。

木多
だって、本当に大変なんですよぉ!ドクターストップ寸前なんですから。

町山
先生、そういう場合は〈無極〉を使ってください(笑)。

 

気になるところ

『設定上は世界中に強いやつらがいる』

このインタビューで本編的に気になるところはココくらいですね。後は雑談と言えば雑談なので・・。

 

木多さんにとって『アマレス=ロシア人』であったり

『アメリカの特殊部隊』など世界的にも強いやつらがいる構成があるとのこと。

 

陰陽トーナメントの出場選手以上に強い奴らがいるってことなんでしょうかね?

互角なのか、陰陽上位選手なら対抗できるレベルなのか、工藤なんかよりも圧倒的に強いのか・・。

現実的にで日本人はヘビー級じゃどの競技でも大抵通用してないですからね・・。

せいぜい柔道とか相撲くらい。
(それすら近年は危うい)
ですけど、喧嘩商売の世界ではボクシングでは日本人が最強ですからね(-.-)

ボクシング編を見る限りでは、世界のトップが噛ませ犬(ウォーカー)にしか見えないんですけどね。

他にも櫻井とアンダーグラウンドで戦ったS級戦士のイミも、外人だったけど櫻井よりは格下って扱いでしたし・・。

陰陽で競技代表で出てる日本人はおそらくその競技では世界最強なんでしょう。

 

なので、アマレス、サンボ、柔術、テコンドー、カポエイラ、ムエタイ、ジークンドーなどの『最強の格闘技は何か?』の煽りで名前が登場しているのに陰陽のメンバーで競技者がいない競技は外人が最強で登場する構成だと考えても良いのかな?と思います。

 

『アマレス=ロシア』なら『ムエタイ=タイ』ですし。

 

ただ、キックボクシングとかぶる感も否めないし、他の競技でも似ているものは多いので、、、逆に似た競技者同士で戦わせるのかも・・。

 

 

世界トーナメントって構想よりも、陰陽トーナメント勝者(上位メンバーもしくは人気キャラ)が世界の強者に挑むって流れが王道なので、ここで木多さんの話している構成ってソレっぽいかなと個人的には思います。

 

刃牙でいえば囚人編ですよね。トーナメントで活躍した選手の代表数名がさらなる強敵と戦うって流れですね。

 

キン肉マンとかも最初敵だった奴が仲間になって、さらなる強敵に挑むって流れだし、王道好きの木多さんはその流れを好みそうな気がします。

もしくは北斗みたいに戦う強敵は基本全員死ぬけど、最後はいいやつになって和解ってパターンも王道ですか(-.-)

梶原さん死んで新しい外国忍者登場ってパターンでも良し!w

ちなみに日本大会後の世界大会って流れは木多さんが昔ジャンプで書いていた漫画『幕張』の流れです。(幕張は完全なギャグ漫画ですが)

 

 

あと少し気になるのはカットされた話ですかね。

喧嘩商売の話も実際結構カットされてしまっているみたいですね。気になります。

まとめ

結構なディープな内容になっていますね。

インタビュー読んでない方は読んでみてください。

ちなみに、町山さんとの対談は音声もあり、そこでももう少し喧嘩商売の話やくだらない雑談もしています。
(有料で確か1000円くらいだったと記憶しています)

町山智浩×木多康昭 音声対談はこちら






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