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ボブサップの現在 全盛期の強さ

プロフィール

生年月日:1973年9月22日
身長:200cm
体重:160kg
国籍:アメリカ
ニックネーム:「ビースト」

 

元アメフト選手として2002年にk-1に衝撃デビュー。

k-1デビュー戦こそ、中迫剛を相手に反則敗けとなったものの、そのポテンシャルの高さを十分に見せつけた。

その後、アーツを2度KOで倒したフランスの喧嘩野郎ことシリルアビディを相手に1RKO勝利をする。

 

さらに勢いは止まらず、次戦でミスターパーフェクトの異名を持つアーネストホーストを相手に怒涛のラッシュで1R終了時ドクターストップで勝利。

勢いそのままに2002年の決勝トーナメントにも出場し、因縁の相手ホーストに一回戦で再びKO勝利した。

 

この勢いでk-1の勢力図を塗り替える存在になると思われたサップだったが、翌年3月にミルコ・クロコップとの対戦で1RKO敗けをすると勢いは失速していった。

デビュー当時こそ勢いのある「野獣」のような戦いっぷりを見せたが、ホースト戦以降は少し攻められると試合を放棄するような精神的な弱さを見せる試合が続いた。

 

MMAでも多く試合をしており、k-1でのホースト戦の前には当時のPRIDEヘビー級の世界王者アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと試合して敗れたものの強さを見せた。

ボブサップの現在は?

サップの最後の試合は2016年7月だが、現在も正式な引退をしているわけではないので今後もRAIZINなどで日本のリングに上がる可能性はありそうだ。

現在のk-1カリスマ武尊が、お笑い芸人キングコングの西野のネット番組エゴサーチTVにて

「ボブサップと戦いたいですね。階級全然違いますけど、もう年齢も結構いってますし(笑)」と語った。

 

 

武尊は現在k-1では57.5kg級で戦っており、通常体重もせいぜい65kgくらいだろう。

 

サップの体重は160kg以上なので、いくらなんでも試合すればサップが圧勝できそうだが、実現すれば面白そうなカードだ。

 

体重差100kgの試合というのは、過去にも実現している。

 

2003年の大晦日に行われた須藤元気VSバタービーン

 

須藤元気の体重は75kgだったのに対して、バタービーンの体重は185kgだった。

体重差にして実に110kgもあった試合だった。

 

 

しかし試合の結果は体重が100kg以上軽い須藤元気が関節技で勝利している。

 

ただこの試合は、総合デビュー戦だったバタービーンに対して、須藤は総合が専門の選手だったということもある。

 

打撃主体の選手ではなく、関節技が得意な選手で、体重差があっても一本勝ちできる勝算が最初からあったからこそ組まれたマッチである。

対して武尊はk-1の選手で打撃が専門でMMAの経験もないので、k-1ルールとなるとこの体重差はさすがに無理があるだろう。

サップはMMAの経験もあるし、k-1の経験もあるので、いくら年齢がいってもスーパーヘビー級の選手相手に軽量級の選手が挑むのは難しい。

 

武尊も冗談で言っているとは思うが、須藤元気とバタービーンのような面白いカードが今度も日本の格闘技で実現してくれると面白い。

 

世界的に見ると、格闘技はしっかりと階級分けされるものという見方が多い。

対して日本は昔から無差別という考えもあり、見る側も小さい者が大きい者を倒すのが好きだったりする。

 

巌流島のような大会が盛り上がるのもその象徴ともいえるだろう。

サップと武尊の対戦は巌流島ルールでやるのも面白いかもしれない(笑)






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