先日行われたk1のスペシャルワンマッチで城戸康裕と木村ミノルの試合が行われた
城戸は70kg級から階級を下げての参戦で
70kgの現チャンピオン「アラゾフ・チンギス」と戦うくらいなら階級を下げたほうが良い
という理由でひとつ下の階級である67.5kg級に変更した
67.5kgでは初戦となる城戸に対して、木村ミノルは63kg級から徐々に階級を上げてきている
記憶に新しいところだと、67.5kg級のトーナメントに参加して兄貴分である久保優太と試合して激闘を演じている
試合展開
1R序盤は木村がプレッシャーをかけて城戸がカウンターを狙う感じで様子見
1R後半からは徐々に木村ペースになってくる
解説の魔娑斗も「ちょっと木村ペースになってきましたね」と一言
魔娑斗は城戸の階級変更に不安はあったようだ
2Rに入ると木村が一気に仕掛ける
木村の連打を浴びて城戸はダウン
2Rは2度のダウンを奪われて、
城戸は立っているだけでもやっとというほどの大きなダメージを負ってしまう
解説の魔娑斗も「このダメージは1分程度では抜けませんね。城戸は一発カウンター狙いも厳しいです」
と城戸の状態が厳しいものだと語る
3Rに入って攻めあぶれる木村を見て魔娑斗は
「木村はここで仕留めきれるようなら一皮むけると思います」と一言
それでも結果はKOできずに大差の判定で木村が勝利した
城戸は減量が順調で67.5kgが自分のベスト階級ではないか?
デビューからの約20年間、階級間違っていたんじゃねーかと思います
とまで会見では語っていたが、
フタを開ければ減量苦があり67.5kgでは厳しいという印象でした
魔娑斗も「城戸はこの階級では厳しいですね」と一言
2.5kgの違いでも、ギリギリまで絞って勝負するプロの選手からするとかなり違いが出るのでしょうね
特に城戸は身長が185cm以上ある長身の選手なので、70kgでも減量体重は大きいようです
通常体重は80kg近いようなので、67.5kgの直前の追い込みなどは思っていたよりも辛いものだったのか
それとも減量自体は本人の言うように大丈夫だったが、いざ動いてみると厳しかったのか・・
いずれにしても結果として下がり調子の木村相手にデキの悪い試合をしてしまったので今後の階級をどうするのか注目が集まります
70kgにはアラゾフがいるから嫌だという理由で階級を下げたので、年齢的にも引退ということもあるかもしれません
後日、自身のTwitterにて城戸がコメント
ウェルター級の初陣、負けてしまいました💧
減量の勝手が分かったんで、必ずまた67.5kgで挑戦します👊
リベンジしてベルト獲るまでの物語を作ります!煽り映像めっちゃウケてくれてありがとうございました笑
すぐ復活するんで、いましばらくお待ちください✨ミノル君、勉強になった!ありがとう!
どうやら67.5kgでまだまだ本人はヤル気のようですね
本人にしか分からない感覚のようなものは絶対にあると思いますし、まだ67.5kgでは一戦しかしてませんからね
王者の久保優太と城戸の試合も見てみたいですね
正直、ベストの状態の木村と久保の試合以上に、ベストの状態の城戸と久保の試合のほうが見たいと思う人のほうが多いのではないでしょうかね
ベストの状態になれば城戸の実力なら70kgに比べて、まだまだ選手層の薄い67.5kgなら王者になれるチャンスはあるでしょう。
今後の活躍に期待ですね。