ヒカルド・アローナ
生年月日:1978年7月17日
身長:178cm
階級:ライトヘビー級
国籍:ブラジル
愛称:「非情の寝技王」
選手メモ
ヒカルド・アローナはブラジルの元柔術家、総合格闘家。
PRIDE参戦前はリングスで戦っており、リングスではエメリヤーエンコ・ヒョードルとも対戦している。
PRIDEではミドル級で活躍し、ランペイジ・ジャクソンのパワーボムで衝撃の失神KO敗けをしたこともあったが、2005年に開催されたトーナメントではヴァンダレイ・シウバを準決勝で倒して準優勝をしている。
PRIDE崩壊後は多くのPRIDEトップファイターがUFCなど海外の団体へ流れたが、アローナはどこの団体でも戦うことはなく休養に入ったようだった。
当時のPRIDEミドル級戦線では間違いなくトップ5に入るほどの実力者だった。
ヒカルド・アローナの現在
アローナは2005年のPRIDEミドル級GPで活躍した後は、大晦日にヴァンダレイ・シウバとの再戦、その後は2006年、2007年とPRIDEで1試合だけ行う。
2007年にはPRIDEが消滅し、戦いの場をなくしたアローナだったが冷静に当時のMMA市場を見ており「今は休息が必要だ」という判断を取ったという。
当時のPRIDEトップファイターたちの多くは新たな戦いの場を求めUFCや各選手地元の大きな団体で試合を行ったがアローナはしばらく休養する道を選んだという。
2009年には一度だけ「Bitetti Combat」という団体で試合を行ったが、この試合で前十字靭帯を断裂したという。1R目で故障したようだがそのままフルラウンド戦い切り、再び休養に入ってしまった。
以後、2018年になるまでアローナはMMAの試合をすることはなかった。
だがアローナ自身は2013年に行われたインタビューで「引退はしていない。世界の頂点はUFCだからそのゴールへ向けて私は頑張っている」と話している。
現状では戦いの舞台が整っていないようだが、少なくとも2014年くらいまではバリバリで現役で続けたいような方向性だったと思われる。
PRIDE時代のライバルヴァンダレイ・シウバや、ランペイジ・ジャクソンも未だに現役選手だし、年齢も2018年で40歳と選手寿命の伸びている現在とすればまだまだ戦える年齢だ。
アローナはUFCの参戦を狙っているという発言もあったが、今後はRAIZINのリングに上がる日が来るかもしれない。
ボブチャンチンなどかつてのスター選手もRAIZINは口説いているという報道があるのでアローナが再び日本のリングに上がる日が来るかもしれない。