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ユーネクストで配信されたRIZINランドマークPPV売上について

2021年10月2日にRIZIN初のPPVイベント「RIZINランドマーク」が開催されました。

配信先としてU-NEXT(ユーネクスト)が選ばれ、RIZINとは初のコラボとなりました。

この記事では、大会の概要と気になるPPVの売上について書いています。

※PPV(ペイ・パー・ビュー)とは・・
有料の課金システムのこと。NetflixやU-NEXTなどの月額制(VOD)とはまた別物で1回のイベントや番組ごとにお金を出すのが特徴。
格闘技も海外ではPPVが主流となっており、ボクシングやUFCのメイン大会は毎回PPV大会となっている。
UFCやボクシングの大きな興行では、後のPPV売上げ数の発表も含めて1つの注目ポイントになる。

今回配信されるU-NEXTは月額制のVODサービスではあるが、1番組ごとのPPVシステムも導入しており、RIZINランドマークはU-NEXTのPPVにて配信された。

U-NEXTについて詳しくはこちら

 

RIZINランドマークとは

初のPPVイベントということでメインには朝倉未来が起用され、対戦相手は萩原恭平という地下格闘技の元ヤン対決という感じでいかにも一般ウケするカードで集客を狙いました。

アンダーカードとして3カード用意され、メイン含めて全4試合の構成です。

★アンダーカード
・渡部修斗VS内藤頌貴
・今成正和VS春日井“寒天”たけし
・鈴木博昭VS奥田啓介

★メインカード
朝倉未来VS萩原恭平

と、実質的に金を払ってまで見たいと思える対戦カードはメインのみでアンダーカードはおまけ程度の内容となっています。

4試合構成で行うあたり、UFCやボクシングなど海外のPPVの興行を意識しているのが伺えます。

試合は無観客試合でスタジオマッチとして行われるということでしたが、実際の試合会場は関係者がそれなにり入っているのと、スタジオの狭さもあって、思っているほどの無観客は映像で見てる限りは感じませんでした。

PPVの料金は3800円です。

U-NEXTの回線がパンク

個人的にはリアルタイムでの視聴ができませんでしたが、どうやらリアルタイムでは回線パンクがあったようです。

さらに開始時刻が大幅に遅れる(約1hほど?)トラブルもあったようです。

この結果、返金トラブルなどもあったようでRIZIN運営としては今後のPPV大会の方針やU-NEXTで配信を続けるのかも含めて検討するとのことでした。

 

PPVの売上はどの程度?

ここからが本題ですが、この大会一体どの程度のPPVの売上があったのでしょうか?

具体的な売上数の発表はU-NEXT側が「公表を控えるように」とのことでした。

ですが、RIZINのYouTube公式チャンネルにアップされた大会終了後の榊原代表のインタビュー動画を参考に、ある程度の売上推測ができそうなのでやっていきます。

気になるポイントを上げていきます。

参考動画

 

1.U-NEXTの歴代PPV記録更新でサーバーパンク

U-NEXTといえば日本最大級のVODサービスで、LIVE配信にも力を入れています。

動画で榊原代表がいっているように、サザンやB'zといった日本のトップ中のトップのアーティストのLIVEも配信されていますが、そういうコンテンツも含めて過去最大の売上記録を叩き出したようです。

U-NEXTはその勢いを想定できておらず、今回のサーバーパンクに至ったようでした...。

おそらくこの時点で1万件以上売れていることはほぼ間違いないと思われます。

 

2.2002年のダイナマイト国立競技場よりは低い

RIZINランドマークVol.1では、U-NEXT史上最高の売上を出したとのことですが、榊原代表は「それでもダイナマイト国立競技場の数字には届いていない」と明言しました。

ダイナマイト国立競技場大会は、日本の格闘技イベントの歴史において過去最大規模の大会でした。

この興行は海外のPPV配信もしており、その売上数は10万件と発表されています。

つまり今回のRIZINランドマークの売上は10万件以下であったことは確定です。

 

3.ぼくらが目指すのはこの数字ではない

榊原代表は、U-NEXTの過去最大の売上を出したことは良しとしたものの、目指す数字はこんなところではないと発言。メイウェザー、ローガン・ポールの名前も出し、10倍規模が目指すべきところだと...。

ざっくりの公表だと、メイウェザーVSローガン・ポールは100万件売れたとされています。

RIZINは過去にはメイウェザーを実際にリングに上げた実績もありますし、榊原代表はYouTubeチャンネルにてローガン・ポールとも接触しています。(放送されてないのでお蔵入りか?)

過去にはRIZINに参戦もした人気YouTuberシバター氏も「本当は(皇治ではなく)ローガン・ポールと試合する予定だった」と発言してたりと、そのランクの選手との接点があるのは事実です。

海外の格闘技PPVの歴代売上について詳しくは以下の記事でまとめています。
UFCの歴代PPV売上
ボクシングの歴代PPV売上

 

RIZINランドマークのPPV売上の推定は・・

榊原代表の発言やその他の情報から察するに、おそらくこの興行の売上げは3万~8万件くらいだったと思われます。

個人的には、3~4万くらいだったのかなーと予想していますが、7~8万件売れていても不思議ではありませんね。

どのみち、10万件以上売れてないことは確定していますし、いろいろ含んだ言い方的に、個人的には5万件にも届かなかったのではないかと予想しています。

 

まとめ

興行的には今後の課題が残る感じでしたが、PPVの導入は日本の格闘界においてもプラス材料ですね。

今回配信されたU-NEXTは、海外からの視聴ができないような話もあったのでまだまだ数字を伸ばせる見込みもありそうです。

UFCと比較するのも規模が違いすぎて参考にはならないのですが、それでも参考程度に最近のUFCのPPV大会の売上げです。

UFC264
開催:2021年7月
メイン:マクレガーVSポイエー
売上:160万件

UFC263
開催:2021年6月
メイン:アデサニアVSヴェットーリ
売上:60万件

UFC262
開催:2021年5月
メイン:オリベイラVSチャンドラー
売上:30万件

マクレガーは別格にしても、人気どころの王者アデサニアは平均して50万件以上毎回売れます。同じアフリカ勢王者のウスマンとガヌーのメインの興行も同じくらい売れることが多いです。
人気の薄いライト級の選手がメインだったUFC262ですら30万件売れています。

UFCでは長年不人気王者として君臨していたDJことデメトリアス・ジョンソンのPPVで一番売れてない大会でも10万件を下回ったことはありません。

大前提として、日本はPPV文化も根付いてませんし、これまでPPV大会をあまりやってもいませんが、その中で最も売れた興行が2002年のダイナマイトで10万件ということです。

このデータを見ただけでも今のUFCと日本の格闘技がどれほどの規模の差なのかは誰の目からも一目瞭然です。

 

個人的には、日本語圏だと10万件が限界地点ではないのかとも考えています。

いくらYouTuberで頑張って集客できても3800円払ってまで見たいという日本人は少数派でしょう。

今回の売上げは国内開催だとむしろかなり限界点に近いようにも思えますし、これでも相当凄い数字だと思います。

国立競技場のダイナマイトは海外向けのPPVで、PRIDEのメイン選手を使って、観客動員数も9万人以上入れて開催して、それで10万件のわけなのでね..。

今回のRIZINランドマークは実質的に朝倉未来一人だけの力で集客しているに近い興行なので、仮に売上げが3万件だったと仮定しても売上げ的には大成功といって良いでしょう。

おそらく、今後も日本語圏でやっていくだけだと10万件以上を売っていくのは難しいと思われるので、やはり英語圏へ向けて、PRIDEの時のような海外の強豪選手の起用と育成は必須になりそうですね。

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