キックボクサー

佐藤嘉洋の現在は?現役時代の強さは魔娑斗以上だった?!

佐藤嘉洋(さとう よしひろ)

生年月日:1981年1月25日
身長:185cm
体重:70kg
階級:ミドル級
愛称:静かなる壊し屋
出身:愛知県名古屋市

佐藤嘉洋は日本の元キックボクサー。

キックボクシング以外でも株式投資、執筆、喫茶店、整骨院など幅広い活動をしている。

k-1MAX時代は魔娑斗に次ぐNo.2の日本人して世界と戦える選手として期待されていた。

魔娑斗、佐藤嘉洋、小比類巻、城戸康裕はk-1MAXの中でも抜けた日本人であった。

中でも魔娑斗と比較されることが多かった佐藤は、魔娑斗に対して執着心を見せていた。

実現した魔娑斗戦では延長戦までいった末に判定敗けをしたものの、疑惑の判定して語り継がれている。

2015年のジョーダンピケオー戦でKO敗けをしたのを最後に現役引退を表明した。

佐藤嘉洋の現在

佐藤嘉洋の公式ブログには佐藤嘉洋の3大事業として

「整骨院」「ジム」「喫茶店」の3つを紹介しています。

引退後も地元に名古屋でジムや整骨院を運営しているようですね。

また、本なども書いており、一時は執筆活動にも力を入れていたようです。

佐藤の書いた本「1001のローキック」は下ネタ満載で面白いと評判です。

 

悩める男子に捧げる 1001のローキック

悩める男子に捧げる 1001のローキック

 

現在はキックボクシングの大会の実行委員会長などもやっており、Krush名古屋大会の仕切りも行っている。

今後もキックボクシングの興行では魔娑斗同様に日本人レジェントして活躍するでしょうね。

ファイトスタイル

佐藤のファイトスタイルはローキックでじわじわと削っていき、膝蹴りやパンチでKOをすることが多い。

一見すると痩せてみえる佐藤だが、70kg級では185cmと長身なため、振り下ろすようなパンチになるため威力があると魔娑斗も語っている。

ローキックの正確性にも定評があり、同じ所を的確に打つ続けることができる。

ローキックでのKO勝利も多いのはローキックの制度の高さを示している。

バチバチに打ち合って豪快にKOをするようなタイプではないので地味なイメージがあるが、当時の70kgのキックボクサーでは魔娑斗よりも強く日本人最強のキックボクサーだったいう意見も多い。

キャリア後半はボクシングテクニックも上がってパンチの打ち合いで勝つシーンも多かった。

疑惑の判定魔娑斗戦は佐藤が勝っていた?

2008年のk-1MAX世界トーナメント準決勝で両者は対決。

1Rはご角の勝負見せて

2Rには佐藤が魔娑斗からダウンを奪い優勢に

3Rには魔娑斗が再び盛り返すという展開だった。

 

判定は

1R:10-10

2R:10-8

3R:9-10

29-28で佐藤の勝ちというのが妥当な見方ではあるが、

結果はジャッジ1名が29-28で佐藤に入れたものの、残り2人のジャッジが28-28として延長戦になった。

延長では魔娑斗がペースを握って判定10-9で勝利した。

 

問題とされるのが、試合の途中でルール変更がされたとされる部分で、ダウンを奪った佐藤が1ポイントを落とすことになった2Rについてである。

2R途中から魔娑斗が巻き返して10-8から9-8になったと2名のジャッジが判断しているわけだが、これはこの試合の途中で書き換えられたルールということ。

 

今となってはよくある疑惑判定のひとつになってしまったが、魔娑斗がこの直後のキシェンコ戦で勝利してk-1王者になっていることからも、もしここで佐藤が決勝までいっても優勝できたのではないかと思わないこともない。

人気選手を勝たせる疑惑判定というのは世界的にもよくあることだが、こーゆう疑惑になるような行為はなくして欲しいものですね。






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