雑記

日本の格闘技PPVの売上と世界との違い

格闘技PPVとは

PPVとは、「ペイ・パー・ビュー」の略語で要は課金して購入する番組のことです。

日本ではテレビが無料で放送されているので、あまり馴染みがないですが、アメリカではスポーツ以外でも番組を購入するのが当たり前で一般的に浸透しています。

PPVは、スカパーのように月額〇〇円支払って契約するのとも、NetflixのようなVOD(ビデオ・オン・デマンド)とも少し違います。

あくまでも1つのコンテンツに対して〇〇円支払って購入するのがPPVの特徴です。

主に注目度の高いライブイベントに対して行わえることが多いです。

格闘技、ボクシングの場合も、海外でもすべての試合がPPVになるわけではなく注目度の高い一部の興行がPPV大会として有料放送されています。

日本の格闘技PPVランキング


1位:THE・MATCH(天心VS武尊)約50万件

2位:ダイナマイト 約10万件

3位:RIZIN landmark1(朝倉未来VS萩原恭平) 約7~8万件

正確ではありませんが、公表(漏れちゃった)されている数だとこの3つが抜けていますね。

 

そもそも日本だとPPV大会数自体が少ないので、よほどじゃないとPPV大会になりません。

なので、PPV大会になった興行はすべてそこそこ売れているのだと思います。

海外のように、ある程度の注目試合をすべてPPVにすればいずれ不発の興行も出てくるでしょう。

最近はようやくPPV化が日本でも進んできたので、格闘技も金を払って見る時代になってきています。

RIZINもフジテレビと揉めてしまい、地上波放送がなくなりましたし、k-1もtheMATCHで味を占めたらアベマの有料放送になっていくはずです。

one FCでも秋山青木の試合をPPVで売り出したり、井上尚弥のアラン・ディパエン戦(2021年12月)もPPVになりました。

公表はありませんが、おそらく井上の試合とoneはそこまで売れてないと思われます。

平本蓮VS鈴木千裕(RIZINlandmark2)もPPVでしたが、数が出てないので朝倉未来の数には遠く及ばずという感じだったと予想されます。

 

本来は売上数の公表は大人の事情とかもあって公表しちゃダメっぽいのですが、我らが石井館長が誰よりも早くバラしちゃうという珍事もありましたので、日本の興行も成功すれば今後も権力者のドヤツイートが見れるのではないでしょうかね。

逆をいえば「公表が出ない=大して売れてない」というのが現状の日本格闘技のPPV大会だといえるかもしれません。

 

世界のPPVランキング

ボクシングでは、マイク・タイソン、オスカー・デラホーヤ、フロイド・メイウェザー・ジュニア、マニー・パッキャオといった超有名選手をはじめ、注目度の高い試合はPPVになります。

UFCは月1回のペースでナンバーシリーズが開催されており、その大会はPPVになっているようです。

売上が発表(正式ではない?)されることも多く、マクレガーのような人気選手が試合をする場合は、だいたいPPV数が発表(漏れてしまってる?)されています。

海外の基準で概ね、100万件を超えたら大当たり、50万件を超えれてくれば当たりですが、中には宣伝に金をかけすぎて50万件でも赤字になる興行もあります。

最近ではカネロ・アルバレスVSビボルの試合はアメリカで初のダゾーンPPVでしたが、52万件しか売れず失敗したと報道されています。

52万件売れても満足できない理由は、それだけ期待値が高いのもありますが、宣伝費等で金をかけているのでもっと売れて欲しいというのもありますね。

PPVの歴代売上について詳しくは以下の記事で紹介しています

ボクシングPPV売上ランキング

UFCPPV売上ランキング

 






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