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マークハントがUFCを訴訟 記憶障害の話は嘘でUFC出場停止に

 

マークハントがUFCを訴えると話題になっている。

事の発端は2016年7月に行われたマークハントVSブロック・レスナー戦だ。

 

試合結果はハントを立たせず、終始グラウンドに持ち込んだレスナーが判定3-0で勝利したが、後にレスナーがドーピング検査に引っかかり無効試合となった。

 

この件を受けてマークハントが激怒

ハントがレスナーとUFCを本気で訴える方向で動くと話した。

 

レスナーは罰金25万ドルと1年間の出場停止処分になったが、ハントはこの処分は軽いとコメントした。

 

さらにハントはインタビューで以下のような発言もしている

「時々よく眠れないことがあったり、うまく話せないことがある。

記憶力も昔のことはよく覚えているが、昨日やったことを忘れたりする。それは格闘家生活の代償だよ。

だがそれはドーピング野郎に痛めつけられた代償なんだ。やつらはインチキをしているからフェアじゃないだろ。」

と語っている。

 

ハントはパンチドランカーのような症状が少しあるようなニュアンスの内容を語っていた。

 

しかしハントは後にこの記事はでっち上げられた嘘の報道だと話した。

自身に記憶障害があることやパンチドランカーの症状などは完全否定している。

パンチドランカーの話は嘘?! UFC出場停止に

 

レスナー戦後もハントは2戦UFCで戦っており、アリスターオーフレイム、デリックルイスと戦っている。

 

2017年11月19日シドニー開催のUFCファイトナイト121にメインでヘビー級8位のマルチン・ティブラと対戦することも決まっていた。

 

だがUFC運営は「危険予防措置として発表済みのシドニーのカードからハントを外すことにした」とハントを出場停止とした。

ハント曰く、この危険防止措置というのは言い訳で本当はハントがUFCを訴えたことが原因だと言う。

 

このUFCの対応にハントはさらに激怒した。

自身のインスタグラムにてこの件に関して3度投稿している。

 

1度目はダナ・ホワイト(UFCの代表)に名指しで激怒

『ダナ・ホワイト、お前はクソ野郎だ。お前らクソ野郎どもは俺を試合から外した。ふざけるな!もうひとつ訴訟を抱えることになるぞ!』

 

 

2度目は自身の健康状態について言及

『俺は先日、医者の所へ行き何時間もかけて診断を受けOKをもらっている。舌がもつれたりしないし、記憶力どうのって話は俺が普段嫁とふざけて言っているジョークにすぎない。UFCとダナは何一ついいことをしない。』

 

 

3度目の投稿で自らの主張をまとめた

『試合から外されたのは本当に残念でならない。2日前にメディカルチェックは全てパスしている。

試合のために10万ドル(現在日本円で1100万円以上)かけてキャンプもしている。

出場停止の本当の理由は俺が起こした訴訟のせいだろう。インタビュー内容は歪曲されたものだ。

ファンのみんなに言いたいことは俺は健康だ。俺が舌が回らないときは酒を飲んだときだけだ。

もしUFCがさらなる安全のためにもう一度メディカルチェックを受けろと言うならそうしていたよ。

ダナはいつも俺のことを嫌っていたな。本当に最低な野郎だ。』

 

まとめ

1.マークハントと対戦したブロック・レスナーが禁止薬を使っていたことに激怒

2.レスナーに対するUFCの対応(1年間の出場停止&罰金25万ドル)にも軽いと主張

3.ハントはドーピングを使用している選手からのダメージが深刻なものだと主張した

4.ハントはこの件でUFCに対して本気で訴訟を起こしている

5.UFC側はハントが主張した健康上の問題を危険と判断しハントをUFC出場停止にした

6.これを受けハントがさらに激怒。自分は健康だと主張しこの件でも訴訟すると発言

 

 

ここまでの流れを見ると、ハントは可哀想に思えますね。

レスナーのドーピングも許せませんし、ハントの言うドーピング野郎から受けたダメージというのも心配です。

これはハントに限らず、今後も大事故に繋がる問題ですし、ドーピングは今より厳しく取り締まるべきですね。

 

ただ、ハントも本気で訴訟するのはやはり良い判断ではなかったと思いますね。

ハントも戦う場がなければお金を稼げれませんし、現時点ではUFCが世界で最もファイトマネーを出せる団体であることは間違いないでしょう。

 

UFCを敵に回すということは、今回のように理不尽な出場停止やインタビュー記事の捻じ曲げなどされることになっても不思議はないですね。

 

自分の働いている職場を訴えておいて自分はまだその会社で働いているような状態なわけですし、、、なかなか難しいところです。

 

 

この件はまだまだ続くように思えますが、、、、

ファンとしてはハントが主張するように、パンチドランカーの症状などは嘘で記事はでっち上げだったなら嬉しい限りですね。

 

おそらくメディカルチェックのことなども自身のインスタグラムに載せるくらいですから、パンチドランカーや記憶障害の話は大げさなもので嘘の報道だったんでしょうね。

 

あとは単純にハントの試合が見たいですね。

できればUFCの強敵相手の試合が見たいです。

 

年齢もすでに43歳であと何戦できるかって域にいる選手ですし、気持ちよく戦って欲しいです。

この時期に所属団体とのトラブルは本当に残念ですね。

 

あとUFCも、ハントの言うように「ドーピング野郎」たちの処分をもう少し重くするべきですね。

 

※追記

この件に関してさらにダナ・ホワイトが返答したようです

詳細はこちらの記事で⇒ダナ・ホワイトがマークハントに返答「ハントの話は嘘ばかり」






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