プロフィール
生年月日:1987年2月9日
身長:163cm
階級:フライ級、バンタム級
バックボーン:レスリング
選手メモ
幼少期より兄の影響でレスリングを始める。
アマチュアボクシングの経験もありアリゾナ州のゴールデングローブで優勝している。
2008年の北京オリンピックでは男子フリースタイル55kg級で優勝し金メダルを獲得している。
金メダル獲得時の年齢は21歳でアメリカのレスリング史上最年少での金メダル獲得となった。
金のレスリング獲得後は一度引退表明するも、2012年のロンドン五輪を目指し現役復帰する。
ロンドン五輪には出場することはできず、2013年に総合格闘技へ転向する。
2014年にUFC初参戦をすると、そこから連勝し2016年4月23日UFC197で絶対王者のデメトリアス・ジョンソンとフライ級タイトルマッチを行う。
試合はデメトリアス・ジョンソンが圧倒し1RでKO勝利した。セフードはMMA初黒星となる。
その後、数試合で実績を積み2018年8月4日UFC227にてデメトリアス・ジョンソンと再戦する。
判定1-2の接戦を制して絶対王者のデメトリアス・ジョンソンを破りフライ級王者に輝いた。
その後、階級をバンタム級へ上げ、UFC238でマルロン・モラエスを3RにパウンドアウトでKO勝利してバンタム級王者になる。
UFC史上7人目となる二階級制覇王者となった。
バンタム級の初防衛戦となった2020年5月9日UFC249のドミニク・クルーズ戦にも2Rパウンドで圧倒しKO勝利するも、試合後に現役引退を表明した。
セフードの復活はあるのか?
2020年に現役を引退したセフードだが、過去にはレスリングを引退してから復帰した経緯もあるため、今回も復活する可能性はありそうである。
MMA転向後の序盤~中盤は決定力に欠けるところがあり、判定勝ちが多かったが、連敗をきっかけに空手もトレーニングに取り入れたようで、そこから飛躍的にKO勝利が増えている。
元々アマチュアボクシングの実績もあるので、かなり総合能力が高いファイターでもある。
上位混戦状態のUFCバンタム級だが、セフードがもし復活すればさらに盛り上がることになりそうだ。