マーク・コールマン
プロフィール
生年月日:1964年12月20日
身長:185cm
階級:ヘビー級
国籍:アメリカ合衆国
選手メモ
マーク・コールマンはアメリカ合衆国の総合格闘家。
アマレスの選手でプロレスラーとしても活躍している。
レスラーがいわゆるガチンコ勝負である総合格闘技でも通用することを証明させた最初の選手でもある。
MMAでは総合格闘技の初期から活躍し、UFCとPRIDEそれぞれで初代ヘビー級王者となっている。
総合格闘技は進化する前段階では最強に近いポジションとして君臨していたが、
次第に総合格闘技のレベルが上がっていき、コールマン自身の年齢も上がっていったのも影響したのか徐々に勝てなくなっていった。
PRIDE後期にはミルコ・クロコップ、エメリヤーエンコ・ヒョードルなどのヘビー級のトップ相手とも40歳を過ぎてから試合をしている。
(当時ミルコやヒョードルは30歳くらい)
生涯現役を宣言していたが、2010年2月のUFC109でランディ・クートゥアとの対戦を最後に試合をしていない。
マーク・コールマンの現在
コールマンは股関節を痛めており、2013年には人口股関節手術を受けていたようだ。
術後、痛みが再発したが1年間ほど我慢していた。
だが痛みに耐えきれなくなり再手術することを決意。
感染症を患っているようで現在はプラスチック制の臀部をつけているようです。
コールマンが再手術を早く受けなかった理由は、金銭面の問題があったとされます。
2014年頃にクラウドファンディングで資金を集めていたようです。
現在コールマンは無収入の状態のようで、アメリカの医療費は保険の関係でかなり高いです。
国民皆保険制度がないアメリカではこのような高額な医療費を支払えず、医療が受けられない人の問題が深刻化しているとのこと。
コールマンの件にしてもアメリカでは氷山の一角のようですが、驚きなのはレスリング、プロレス、総合とトップの選手だったコールマンでさえ、50歳を過ぎると怪我の手術費すら払えない状況になるのかという点ですかね。
もちろん、コールマン自身の現役時代の詳しい収入や金使いなどは分かりませんが、トップレベルの選手が引退後に無収入が続くというのもなんだか切ないですね。
ステロイドの疑惑
愛弟子のケビン・ランデルマンは44歳の若さで亡くなってしまいましたが、ステロイド使用が原因ではないかと言われています。
師匠のコールマンも亡くなるほどではないにしても苦しい状態が続いているようですが、ステロイド使用の疑惑はある選手です。
現在の股関節の病気がステロイドなどが関係しているのかは定かではありませんが、もしステロイドを使用していたとしたら年齢的に心不全など心配ですね。
ともあれ、早く元気になって日本の興行にも顔出しでもして欲しいですね。