ボクシング界のスーパースター「フロイド・メイウェザー・ジュニア」選手のRIZIN参戦が先日発表されましたね。

2018年の大晦日にメイウェザーは那須川天心と対戦するようですが、今年の格闘技界の中で一番のビッグニュースだと思います。

メイウェザーがRIZINに参戦するようになった経緯などを、実際に公言されたコメントなども含めて考察していこうと思います。

RIZINはメイウェザーをなぜ呼べた?

 

メイウェザーは強さという前に「お金」のイメージが強いです。

リングネームにも「マネー」と入っているくらいお金のイメージが強い選手です。

メイウェザーはセレブなボクサーとしても有名で世界のスポーツ選手の高額所得者の2018年(実質2017)で1位にもなっています。

 

スポーツ選手高額所得者2018ランキングTOP5

1位:メイウェザー(ボクシング):約300億円
2位:メッシ(サッカー):約113億円
3位:C.ロナウド(サッカー):約110億円
4位:マクレガー(MMA):約100億円
5位:ネイマール(サッカー):約95億

 

TOP20で見るとサッカーやバスケット、アメフトの選手が多くランクインする中、メイウェザーとマクレガーはトップ5に入っています。

他にもボクシングではカネロとジョシュアがTOP20にランクインしています。

(メイウェザーに関しては年間1試合しかしてませんが)

それほどボクシングやMMAの一部のトップは世界的にも大金を稼げます。

 

サッカーの世界ではかつてバルセロナでプレイしていたトップ選手のイニエスタがJリーグに来て盛り上がっていますが、メイウェザーがRIZINに出場するということはそれ以上のことではないでしょうか。

サッカーでいうならロナウドやメッシがJリーグに来るようなものです。

 

トップのメイウェザーを興行に呼ぶということはかなりの金額がかかってきます。

ましてやリングに上げて試合をさせるわけですからファイトマネーも発生しますし、今までのRIZINが呼んでいた選手のレベルを見る限りではあり得ないレベルの話だと思います。

 

RIZINは基本的には総合格闘技の団体です。

ただ、もし普通にメイウェザーが総合デビューするってだけの話なら以前から何度も噂の出ているUFCで試合をするでしょう。

メイウェザーと試合がしたいMMAファイターは世界にゴマンといるでしょうし、メイウェザーがMMAデビューすればPPVの売上も間違いなく一定数は売れると思います。

 

対戦相手が那須川天心の時点でまともに試合で稼ぐ気はないようにも思えますね。

今回RIZINと手を組んだのはビジネスの側面が強いと予想されており、ファイトマネー自体が安くても今後日本でメイウェザーが興行をやる可能性など考えると、少し納得できる部分もあります。

会見にはメイウェザーだけではなく、メイウェザーのチームの代表も出ていのもそういうことなんだと思います。

 

RIZINの榊原代表はメイウェザーのファイトマネーに関して具体的な数字を言いませんでしたが、一部の報道では「100万円もらって試合する選手が10万円で試合すると思いますか?」というような発言もあったようで、それなりの金額は支払っている(見込み)があると言う。

今までの対戦カードを見ても決してお金に余裕のある団体ではなかったと思えますが、ここにきて大勝負に出てきましたね。

堀口×天心は国内最高峰のカードという感じで、このカードを切ってしまったら大晦日はどうするんだ感ありましたが、、、メイウェザーが出るというだけで堀口×天心どころの騒ぎではないことは間違いないですね。

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300億円稼ぐことは有名だが..

 

少しメイウェザーの稼いだ今までのマネーについて簡単な年表で整理しておきたい。。。

これまでのファイトマネー

1996年プロデビュー。
ファイトマネーは約25万円だったとされる。

 

2005年のアルツロ・ガッティ戦で初のPPV放送(有料)となった。
(この時点ではファイトマネーが億を超えてはいない模様。)

※大金を稼ぐことばかり報道されがちだが、メイウェザーもデビューからの約10年は特別な額を稼げていたわけではない

 

2007年のオスカー・デラホーヤ戦

ファイトマネー2500万ドル(当時で約30億円)

当時大注目のカードでPPVの歴代記録に残るほどでしたが、ファイトマネーの総額は30億円ほど。
もちろんこの金額でも1試合の額では異常な高さだが、後のパッキャオ戦の300億からすると1/10程度となっている。

 

同年イングランドのスーパースターリッキー・ハットン戦

ファイトマネー1100万ドル(当時で約12億2600万円)

デラホーヤ戦よりかは低いが、以降の試合は安定して10億円以上のファイトマネーがある。

 

2008年に一度引退して翌年に復帰する。

その後の数試合のファイトマネーも概ね1000~2500万ドル(約10億~30億円)を安定的に稼ぐ。

 

2012年ミゲール・コット戦

デラホーヤ戦以降では最大のPPV売上となった
3200万ドルのファイトマネー+PPVボーナスなので総額で1億ドル近いファイトマネーとなっている。
(※当時は円高だったため日本円にすると70億円ほど)

 

コット戦後は内縁の妻への暴行、携帯電話窃盗などの罪で3ヶ月ほど服役した。

 

2013年サウロ・アルバレス戦

ファイトマネー総額8000万ドルほど(約80億円)

現在のボクシング界(現役選手)でもっとも稼ぐ男カネロとの一戦。
当時カネロは23歳、メイウェザー36歳と世代交代と言われた試合。
メイウェザーのファイトマネーも跳ね上がり100億近くになる。
この時点では過去最高額を稼いだ。PPVの売上ではデラホーヤ戦のほうがやや上。⇒詳しくはこちらの記事を参照

2015年マニー・パッキャオ戦

ファイトマネーの総額は300億円とされる一戦

実現するのがもう5年早ければ..
アジアから無双して一気にスーパースターとなったパッキャオ。
衰えてきていたとはいえデラホーヤを圧倒したパッキャオにメイウェザーは勝てるのか..
やはり両者が30代前半の頃に実現して欲しかった試合ではあるが、それでもやはりみんな見たかっただろう。PPVの売上が答えだろう。

一般的にメイウェザーが300億稼ぐと言われるのはこの試合のことを指している。
もう訳わからんくらいの額になってきます。

2017年コナー・マクレガー戦

ファイトマネー総額はパッキャオ戦と同等かそれ以上とも言われている。(約300億円)

MMAのトップ選手マクレガーとの試合。引退したメイウェザーだったがボクシングルールで試合が実現した。
マクレガーはボクシングライセンスすら持っていないボクシング素人ではあったが、この試合のためにライセンスを取得し、結局試合は12ラウンド制の公式戦となった。メイウェザーとしては素人相手に楽に勝ち星が詰め話題性もあって大金も稼げるというまさにビッグビジネスマッチ。だがそれでも見たい試合。

マクレガー戦は世界のトップボクサーやMMAファイターからは「サーカス」だと馬鹿にされ倒した試合だが、PPVの売上はパッキャオ戦に次ぐ歴代2位という結果に。

 

パッキャオ戦とマクレガー戦の間に行った試合のアンドレ・ベルト戦(事実上の引退試合)のファイトマネーは3200万ドル(当時38億円)となっている。

まとめ

デビューから10年間ほどはそれほど高額なファイトマネーではなかった。
(具体的には分からない部分もあるが少なくとも世界の長者番付に入るほどの額ではない)

2007年のデラホーヤ戦以降から毎試合のファイトマネーは10億円以上はある。
※デラホーヤ戦からマクレガー戦までは12試合している

メイウェザーの試合でも相手がスーパースター選手でない限りではなかなかPPVの売上も50万件は超えないので100億円以上稼ぐのは難しい。

 

それでもデラホーヤ戦以降は少なくても10億円は稼ぐメイウェザーにそれほどの額をRIZINが出せたかは疑問ですね。

一部ではスポンサーが大手になっただとか、PRIDEをデイナ・ホワイトに売った残高が残ってただとか言われていますが真相は不明です。

メイウェザーが会見で「今後もRIZINとの関係を長期的に続けていきたい」と話していいたので単発の契約とかではないようですが、某ラッパーとのコラボとかも秒で終わるメイウェザーのことですから信頼はできませんかね(苦笑)

セレブ選手によくあるドタキャンだけはしないで欲しいですね。

那須川との試合自体には正直大きな期待はできませんが、今後のメイウェザーの行動なども含めてRIZINの動きには大注目ですね。

 

※追記

発表から数日してメイウェザーが自身のインスタにて試合する気はないと発表したようです。

おそらくはメイウェザーのRIZIN参戦はなかったことになったと思われます。

メイウェザーの主張通りにRIZINが一方的に暴走したのか、それともメイウェザーのいつものわがままなのか、、、RIZIN側からの正式な発表を待つしかなさそうです。

 

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