k-1が2021年最後の大会の対戦カードを続々と発表している。
この大会は武尊をはじめ、各階級の王者や人気選手の参戦発表がなかなかされなかったため、年末に他団体との対抗戦があるのではないかと噂されていたが、ここに来て木村ミノルと和島大海との対戦が発表された。
和島と木村は過去に2度対戦しており、2回とも木村がKO勝利しているものの、どちらもトーナメントでの2回戦以降の試合だったので、ノーダメージでの対戦は初となる。
木村ミノルから突然の重大発表
会見でマイクを取ると、開口一番に「突然の報告になってしまうんですけど、今回はk1のラストマッチにしようと思ってます」と明言した。
この試合を最後にk-1での試合は最後にすると明言したものの、今後は何をするのかについては、格闘家人生は続くとだけ明らかにしたものの具体的な話はまた後日報告すると詳細を語ることはなかった。
ONEキックへ移籍するのか?
木村の今後の進路について、ひとつはONE FCへ移籍が噂としてあげられている。
oneは総合格闘技団体ではあるものの、キックボクシングにも力を入れており、那須川天心を追い詰めたロッタンや元k-1王者のペトロシアン、グレゴリアンなども参戦している。
1億円トーナメントを開催したりと、キックの団体としては資金力も世界一といっても良いくらいだ。
とくに木村の階級70kg級は、ペトロシアン、グレゴリアン、チンギス・アラゾフといったかつてのk1王者であったり、グレゴリアンに4戦全勝のムエタイの強豪であるシッティチャイも参戦している。
かつてのk-1MAXを上回るレベルの興行になっている。
木村もK1を引退し、キックで上を目指すのであれば、その先はONEしかないといっても過言ではない。
かつての現K1王者のペトロシアン、アラゾフらがONEへ移籍したことからも第一候補としてoneへの参戦が考えられる。
ボクシング転向の可能性
木村は以前から投稿していた自身のYou Tube動画の多くを削除して謎を呼んでいたが、最新のトレーニング動画ではボクシングの練習をしている様子がうかがえる。
以前から木村のボクシングスキルは定評があったため、武居由樹に続きボクシングへ転向するのかもしれない。
ちなみに、You Tube動画の大半を削除した理由として、妻である元セクシー女優の松本メイと離婚したことも噂に上がっているが、詳細は不明である。
MMA転向の可能性も0ではない
今となっては黒歴史になりつつあるが、かつて木村はRIZINで1試合だけMMAの試合を行っている。
相手はPRIDEで金子賢のデビュー戦の相手も努めたチャールズ・クレイジーホース・ベネットだったが、結果は何もできず秒殺KO負けを喫した。
その後、すぐにその年の年末に再戦が組まれたが、ベネットが入国できないとの理由で試合はキャンセルとなった。
さらにその頃からK1とRIZINで武尊天心問題もあり関係が悪化している。
ちなみに、その前の年の大晦日には武尊も1度だけRIZINで試合をしていた。
木村が仮にまたMMAへ挑戦するならば、おそらく舞台はRIZINになる可能性が高いと予想される。
まとめ
2021年12月4日のK1で木村ミノルがk1を卒業。
今後も格闘家を続けることは表明しているが、何をするのかは具体的にまだ明言していない。
可能性としては・・
1.ONEへ移籍(キックボクシング続行)
2.ボクシングへ転向
3.再び総合格闘技へ挑戦(おそらくRIZIN)
個人的にはボクシング転向の可能性が一番高いような気がしますが、正式発表が楽しみですね。