クイントン”ランペイジ”ジャクソン
生年月日:1978年6月20日
身長:185cm
階級:ライトヘビー級
国籍:アメリカ合衆国
愛称:「怪力パワーボム」「ランペイジ」
選手メモ
クイントン・ジャクソンはアメリカ合衆国の総合格闘家。
PRIDE、UFCなどで活躍した。UFCではライトヘビー級王者にも輝いた。
ニックネームの「ランペイジ」はリングネームにもなっており意味は「暴れまわる」
ランペイジの異名通りに暴れまくるファイトスタイルでPRIDE時代は持ち前の怪力を活かしたパワーファイトで沸かせた。
中でもヒカルド・アローナとの一戦で見せた「パワーボム」でKO勝利は伝説となっている。
入場時には首から太い鎖をかけ、犬のような遠吠えをする。
2004年のシウバとの2度目の対戦で聖書を持って入場して「神のお告げがあり俺は生まれ変わった」などと言うこともあった。(パフォーマンスなのかは不明)
その後も会見では携帯ゲーム機で遊び続け話を無視するなどのパフォーマンスでも盛り上げた。
PRIDE時代はヴァンダレイ・シウバに次ぐミドル級のNo.2的なポジションだったが、シウバとは2度対戦し2回ともKO敗けをしている。
2005年に開催されたミドル級トーナメントではヴァンダレイ・シウバとの3度目の対戦に期待されたが、一回戦でシウバの同門だった当時はまだ格下だったショーグンにまさかのKO敗けをしてしまう。(ショーグンはこのトーナメントを優勝した)
その後、PRIDEが消滅してUFCへ参戦し、すぐにチャック・リデルを倒してライトヘビー級の王者となった。
その後UFCでヴァンダレイ・シウバとも再戦し1RKO勝利している。
フォレスト・グリフィンにライトヘビー級のタイトルを奪われ、その後はジョン・ジョーンズにベルトが移行しジョーンズにも挑むが4R一本敗けをした。
その後はUFCではなかなか勝てなくなり、戦いの舞台をベラトールへ移籍する。
ベラトール参戦後は5連勝と勢いに乗っていたが、2017年にキング・モーを相手にベラトールでは初の黒星を喫した。
2018年現在、40歳となるジャクソンだが未だに一線で戦う現役ファイターだ。
ランペイジ・ジャクソンの現在は?
2018年現在、未だに現役選手のランペイジ・ジャクソンですが、2018年にはベラトールのヘビー級トーナメントにも参戦することで話題になっています。
このトーナメントはなかなか面白いメンツが揃っており、ヒョードルを始めとしたレジェンドファイターが集結している。
8人のトーナメントだが、構成はヘビー級の選手とライトヘビー級の選手が4名ずつという感じになっている。
ジャクソンは一回戦でチェール・ソネンと対戦する。
ソネンもUFCで長期に渡り活躍してきたレジェンドファイターのひとりだ。
ソネンは元々はジャクソンよりも1階級下のミドル級だったが、キャリア後半からはライトヘビー級のタイトルにも挑んでいる。
年齢はジャクソンより1つ上で今年で41歳。
このトーナメントでお互い勝ち上がればヒョードルとの対戦の可能性もあるがジャクソンは「ヒョードルは好きなファイターだから戦いたくはない」とヒョードルとの対戦には興味がないことを話したが、「1000万ドルもらえるなら戦う」と冗談交じりに語った。
トーナメントは日本でよくあるワンデートーナメントのようなものではなく、一回戦の試合もワンマッチで別日に行われるような形になっている。
ジャクソンの一回戦はトーナメントの第一試合となる。
ベラトール192 1月20日開催
ランペイジ vs. チェール・ソネン
日本のリングで活躍した選手だけにベラトールでの活躍にも期待したい。
このトーナメントは現在空位のベラトールヘビー級王者を決めるトーナメントでもあるために世界的にも注目が集っている。