卜部弘嵩(うらべ ひろたか)
生年月日:1989年5月13日
身長:169cm
体重:60kg
階級:Sフェザー級
愛称:破壊王
卜部弘嵩は日本のキックボクサー。弟は卜部功也。
母親がフィリピン人、父親が日本人のハーフ。
高校生の頃からk-1甲子園に出場するなどして注目される選手だった。
Krush、k-1で共に王者になっている。
何もない相手に苦戦したり、負けることも多い選手だがここ一番で強さを見せる力を持っている。
現在はk-1で活躍しており、大雅にタイトルを奪われたが2018年3月に再び王者に返り咲くためにトーナメントに参戦する。
これまでのキックボクシングの戦績は51戦34勝14敗(2018年3月トーナメント前まで)
弟功也との関係は?
弟の功也とはk-1で2回対戦している。
一度目はトーナメントの決勝戦でこのときはダメージの大きい弘嵩が終始功也に圧倒されて判定負けをした。
弘嵩は足にかなりダメージを負っていたが、最後まで倒れることはなかった。
その後、弘嵩から王者になった功也へ挑戦状を叩きつけてタイトルマッチを行うことになった。
結果は序盤は功也が優勢に試合を進めたが、トドメを刺すことができず躊躇した功也の隙をつき見事にKOで仕留めた。
卜部兄弟対決(タイトルマッチ)
卜部弘嵩って本当に強いの?
弟が気を使った感があり勝てたタイトルマッチも含め、弘嵩の実力に疑問を持つ声も多いが、ここ一番の勝負強さは間違いなくある選手。
k-1以外に参戦する選手を含めてどこまで強いのかは疑問なところでは確かにあるが、それでも現在の60kg級の選手の日本人の中ではトップクラスの実力者なのは間違いないだろう。
k-1が今後もっと世界の強豪を集めることができるようになると、ちょっと厳しいかもしれないが・・。
兄に対して弟の功也のほうは世界でもトップクラスに入る実力者として知られている。
兄との三度目の対戦を回避する形で階級を1つ上げる結果となったが、功也は現在62.5kg級でも王者を狙えるレベルの選手までに成長している。
追記 卜部弘嵩の現在
この記事を書いたのが2018年3月でした。
選手としてこの後の活躍としては、皇治に負けて、村越に負けて、芦澤にはギリギリで逆転勝ちしてって感じでした。
無名外人に相手にも勝ち負けで、正直なところ選手としては終わった感が強いです。全盛期は過ぎているようにみえます。
逆にプライベートは好調なのか、女優の高橋ユウと結婚して子供も生まれています。
最新の試合では2020年12月に才賀紀左衛門と対戦し、2度の金的攻撃をしてしまい反則負けとなりました。
この試合、金的はさておき動き的にはそこまで悪い感じではありませんが、相手も30歳をすぎている才賀紀左衛門でしかもブランクもある相手なのであまり参考にはなりません。
さらにはこの試合で減量失敗もしています。2キロオーバーとのことで、これは現役選手としてはかなりマズイ調整ミスですね。
さらにさらに、この試合後に嫁の姉である高橋メアリージュン氏がTwitterで才賀紀左衛門の演技発言(誰とまでは言っていない)で炎上もしました。
まあ高橋メアリージュンの発言は卜部弘嵩には関係ないといえばないので良いとしても、やはり体重超過とその後のSNSやYouTubeでの対応など含めてもプロの選手としてやらかしている感は否めません。
実力的には、まだまだ動けるは動けるでしょうけど、最近の言動をみている限る少し厳しいかなーという印象です。
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