先日、RIZINの追加対戦カードが発表されました。
すでに決まっていたメインカードとしては、朝倉未来VSメイウェザーがありましたが、参戦予定では堀口恭司、平本蓮、萩原恭平などの名前が上がっていました。
2022年8月31日inハワイ
堀口の相手が金太郎で決まりました。
うーん。これは微妙と言わざるを得ませんね。
噂されていた井上は怪我で出れないようですが、なぜ扇久保とは戦わせないのでしょうか?
扇久保は無名の外国人と対戦が決まっていますが、ここで1試合挟む理由がわかりません。
とくに扇久保側からしたら意味がわかりませんね。
堀口側から見たら、連敗中なのでとりあえずほぼ確実に勝てる相手をRIZINに用意してもらったような感じな気もしますが、それなら扇久保でも問題ないような気もします。
堀口が連敗した相手レベルを考えたら、扇久保が相手なら一気にレベルも落ちるわけで、Bellatorを主戦場に移した今の堀口からすれば、井上でも扇久保でも格下な相手なわけですからね。
なぜ金太郎なのか・・
まあファンの多い選手だとは思うので、金太郎のファンは大喜びなのかもしれませんが・・
流れた倉本と試合をしてたとしても完封されていたと思うので、ここで堀口相手に何ができるのかという感じですが、まあとにかく前へ出て打撃で攻めるしかありませんね。
下手な攻め方をする金太郎があっさりとKOされる姿が目に浮かびます。
萩原VS鈴木千裕
「ママ活のぉ、神様のぉ、子供、俺は。ママの子。」でおなじみの鈴木千裕さんの試合が決まりました。
相手は連敗中の萩原です。
このカードはレベル的にはどっこいで面白いといえば面白いですが、ナンバーシリーズでやるようなカードなのかという疑問があります。
そもそもナンバーシリーズは実力者の試合を組んで、TRIGGERやlandmarkで一枚レベルの落ちる日本人にもチャンスを与えるみたいなコンセプトだったような気がするのですが・・
その認識で間違いないのなら、千裕と萩原はナンバーシリーズに出れるレベルではないと思うのですが・・そのあたりも謎ですね。
その他とくにこれというカードもなく・・
その他、会見参加していない選手の決定カードです。
・吉成名高 vs. バンダサック・ソー・トラクンペット
・扇久保博正 vs. キム・スーチョル
・大原樹理 vs. ルイス・グスタボ
・シビサイ頌真 vs. カルリ・ギブレイン
微妙と言わざるを得ないカードですが、個人的には大原樹里さんとグスタボの試合は楽しみですね。
シビサイも無名の外人とやるくらいなら、極真の上田とか連闘にはなるがスダリオとの再戦とかやればもう少し楽しみではありますが・・
全体的にどうも、かゆいところに手が届かないカードが多いですね。
朝倉兄、メイウェザーのプロレスに乗れず・・
この会見、普通に見てれば誰でも気がつくと思いますが、明らかにメイウェザー側は今回ブックを容認しています。
(ブックとは、プロレスでいうところの台本。やらせ、八百長とも似ていますが、試合でなく会見の乱闘なども含みます)
平本蓮を通訳にする件は完全にフリになっているわけです。
そして最後のフェイス・トゥ・フェイスでメイウェザーが朝倉に詰め寄ったところで、真ん中のボディガードが朝倉を突き飛ばします。
これでGOサインが出ました。
このタイミングで乱闘するまでがシナリオなわけですが、まさかの朝倉何もせずに乙。
「押すなよ、絶対に押すなよ!!!」
と、念を押された結果・・「はい。わかりました(*^^*)」
と、解釈して本当に押さないというw
これではエキシビションとしてすら成立しませんね。
「彼はジャパニーズ版のディアス兄弟だよ。」
というような説明はメイウェザー側にはされていたはずなのに、これではメイウェザー陣営からしても何がしたいのか謎だと思われても仕方がないですね。
礼儀正しい日本人の会見を見て「だから日本人は舐められるんだよ」的なことはよく言われますが、まさにその最上級のような会見でした。
試合で蹴ったら罰金というのと、会見の乱闘で軽く蹴るというのは全くの別物で、試合を盛り上げるために会見で蹴っても多分5億円は請求されない契約だと思うのですが..。
それどころかメイウェザー陣営からは「お、こいつ分かってるな」と喜ばれるはずなのですが・・
さすがに超大物相手に海外経験も少ないので緊張して何もできなかったということなのでしょうか。残念でなりません。
まとめ
プロレスですら成立しなくなってしまった朝倉メイウェザー。
連敗ストッパー役だと考慮しても役不足の金太郎。
その他、カードすべて弱いです。
もはや大原樹里さんにメインを張ってもらうしかなさそうですね。
大原さんの試合だけPPV2万円とかで配信して欲しいです。
あとはハワイで何か大掛かりな企画を今後やっていくような曖昧な発表もありました。
ハワイ出身のエンセン井上、BJペンも登場して何か大掛かりな計画の伏線が発表されました。
とはいえ、具体的なことは何ひとつ発表されていないので、何ともいえません。
ただの新人発掘イベントとかだと地域活性にはなるかもしれませんが、日本から見るしかない我々のような層にはあまり響かない企画です。
RIZINのこういう突拍子もない計画は地味に凄いことになることも多いので、期待しない程度に頭の隅に置いておくことにします。
PPVはAbemaがTheMATCHで味をしめたのか、ほぼ独占配信みたいな感じになりそうです。
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