この記事では、クレベル小池についてプロフィールや経歴についてまとめています。
プロフィール
生年月日:1989年10月16日
国籍:ブラジル
身長:178cm
階級:フェザー級
バックボーン:ブラジリアン柔術
選手メモ
クレベル・コイケは、日系ブラジル人で日本在住。現在は日系ブラジル人の多い町としても有名な静岡県浜松市に住んでいる。
サトシ・ソウザ、ヨシオ・ソウザの兄弟とは家族のような間柄でもある。年齢はサトシと同い年。
14歳のころに日本に出稼ぎにやってきて、そこからソウザ兄弟の元で柔術も学ぶ。
仲間思いの半面、とっぽいところもあり、若い頃は周囲と喧嘩になることも多かったという。
クレベルの素行の悪さにしびれを切らしたマルコス・ヨシオが、クレベルのことを破門にしようとしたが、サトシが説得してなんとか離れずにすんだという話もある。
柔術に関しては、ソウザ兄弟のように幼いころからやっていたわけではなく、本格的に始めたのは日本に来てからという叩き上げの選手でもある。
柔術で実績を残した後、2008年に19歳でMMAプロデビューをする。
REAL、DEEP、PANCRASEなどのローカル団体で実績を積み、2020年の大晦日RIZIN26でRIZIN初参戦。
フェザー級ではRIZIN最強の呼び声も高い。
RIZIN28の東京ドーム大会では朝倉未来との対戦が決定している。
2021年5月時点のMMAプロ戦績は33戦27勝5敗1分。
過去には矢地祐介と対戦している
10年以上前から日本のローカル団体で試合しているクレベルは、多くの日本人ファイターとの試合経験がある。
2016年にPANCRASE277で矢地祐介とも対戦しており、3Rにリアネイキッドチョークで一本勝ちしている。
矢地はこの試合を最後に階級をライト級に上げることを決めたという。
クレベル小池の強さは?
クレベルの強さはなんといっても柔術の極めの強さにある。
27勝の内、なんと23勝が一本勝ちで決めている。
逆をいえば、KO(TKO)勝ちは2回、判定勝ちも2回のみという決定力の強さもある。
打撃もまったくでききないというわけではない。
青木真也の評価としては・・
国内ではトップレベルの強さを見せているクレベルではあるが、青木真也は大晦日のカイル・アグォン戦の評価として「思い切った攻めができるのは実力と自信がある」と評価するも、それでもKSWで敗けているので世界のレベルではないと指摘している。
確かにRIZINのフェザー級は層が薄く、実質的に戦える外国人選手がいないので未来のための階級のようになってしまっているため、上位に食い込めているところはあるといえる。
世界的には競合が集まる階級だけに、RIZINも盛り上がってほしいところだが、今の時期はなかなか外国人も呼べない状況でもあるので、そういう意味でも国内に在住している外人枠の選手は貴重な存在でもある。
前田日明の試合予想
未来VSクレベルの試合予想を前田日明がYou Tubeでしている。
前田の予想としては、クレベルが優勢と見ているようだ。
まとめ
朝倉未来との対戦が決まりクレベルにも注目が集まっている。
ただこの試合はタイトルマッチではないので、この試合の勝者が現在のRIZINフェザー級王者の斎藤と対戦することになると思われる。
未来にとっても正念場ではあるが、クレベルにとっても実力の見せ所といえる。
2人の試合が行われるRIZIN28は2021年6月13日(日)に開催される。