ミルコ・クロコップが日本に帰ってくる。
2016年の年末にRIZINのトーナメントで圧倒的な強さを見せつけ全試合KO勝利で優勝した。
試合後の会見では引退をほのめかす発言をしたが、帰国後クロアチアメディアに対して正式に引退表明をしていた。
ミルコの残り試合はあと3試合くらいではないか?
と先日放送されたFUJIYAMAファイトクラブにてケンドーコバヤシが冗談半分に語っていた。
怪我の具合が心配されていたミルコだが、現在は再び試合ができるくらいには回復している模様。
今年に入ってから石井慧にも指導するなど意欲的に格闘技に取り組んでいたようです。
現在43歳のミルコ・クロコップですが、ラスト数戦で誰とどんな試合を見せてくれるのか楽しみですね。
対戦相手を予想
2017年の大晦日には参戦が決まっていますが、正直今のRIZINが用意できる相手は底が知れています。
ミルコの実力的にも世界最高峰の相手というよりかは、レジェンド系のファイターのほうが面白いとも思いますね。
そこでRIZINが現実的に用意できそうな面白そうな対戦相手を考えてみました。
1.ヴァンダレイ・シウバ
シウバとミルコは過去に2度対戦があり、一度目はドロー。
二度目の対戦は2006年のPRIDE無差別級GPの準決勝でミルコがKO勝利。
そして去年、2016年の年末に3度目の対戦が決まっていましたが、シウバの欠場で実現に至らず・・。
RIZINとしても、シウバとしてもファンとしてもモヤモヤの残る対戦カードなので実現の可能性はありそうですね。
2.エメリヤーエンコ・ヒョードル
ヒョードルとミルコは2005年に1度PRIDEヘビー級タイトルマッチで対戦しており、そのときはヒョードルが判定勝利しました。
ミルコVSヒョードルはRIZINでは組まれてないカードではありますが、ミルコがSNSで次の対戦相手の候補としてヒョードルを名指ししたりもしていました。
まったく旬なカードではありませんが、去年の大晦日の魔娑斗VS五味隆典のような感覚では楽しめるカードですね。
3.桜庭和志
ミルコとは過去に1度対戦しておりそのときはミルコがTKO勝利。
桜庭も2015年の大晦日の青木戦以来実戦から離れてグラップリングルールなどやってはいますが、、、本人はまだまだ総合を引退したとは言ってないそうです。
VSヒョードル以上に今見るのは嫌なカードではありますが、RIZINらしさはある対戦カードですね。
4.ジェロム・レ・バンナ
個人的には一番やって欲しい相手ですし、実現しそうな対戦カードかと思います。
両者の対戦はk-1時代にミルコのk-1デビュー戦で対戦しました。
96年の話なので今から20年以上前の対戦です。
バンナも今年の10月に開催されたRIZIN福岡大会に参戦していたので未だに現役ですし動きも悪くないです。
MMAのキャリアでは圧倒的にミルコのほうが上ではありますが、イケイケのバンナなら面白い試合になりそうです。
バンナが再び現役に戻るきっかけになったのが2016年末のミルコの戦いを見てとのことなので、なおさら両者の戦いが見たいところですね。
5.石井慧
個人的には組まれたら一番萎える相手ですが、RIZINなら組みそうな対戦カードではあります。
ミルコと石井は過去に2度対戦しています。
かなり衰えてきたミルコ相手に石井が連敗していますが、未だに柔道転向から才能が開花せずに気がつけば30歳になった元天才が最後にミルコへリベンジする姿・・。やはりあまり見たくないですが^^;
ミルコと対戦しないにしても、石井慧も大晦日参戦はありそうですね。
※追記
なんと記事をアップした数時間後にミルコの対戦相手の正式発表が榊原代表からありました^^;
年末のミルコの対戦相手は・・
『高阪剛』だそうです
・・・・・・・・・・・。
そっちか( ´Д`)
なんだか表紙抜けって感じの対戦相手ですが、いかにもRIZINらしいカードではありますね。
それにしてもさすがにミルコを無駄に消費している感は否めませんね。
たった一年前にRIZINでキング・モーやアリアックバリを豪快にKOしたミルコを相手に高阪が勝てるとは思えませんし、良い試合になるのも想像しにくいですね。
高阪は去年のトーナメントにも出ていますが、ミルコが秒殺した把瑠都を相手に泥試合をして特に良いところなく敗れています。
もちろん過去の高阪剛はヒョードルやノゲイラを相手に勝ち負けできていますし、さすがにもう年齢的にも厳しいでしょうけど・・。やはり見たい往年のファンはいるんでしょうね。
大晦日はバンタム級トーナメントや女子トーナメント、その他にもワンマッチはたくさん組まれるでしょうから、2~3カードくらいは見たいカードが組まれることに期待したいです。