UFC PPV歴代売上ランキング 100万件OVER
1位:UFC202 マクレガーVSネイト(2回目) 165万件 (2016)
2位:UFC196 マクレガーVSネイト(1回目) 160万件 (2016)
2位:UFC100 レスナーVSミア(サンピエールVSアウベス) 160万件 (2009)
4位:UFC205 マクレガーVSアルバレス 130万件 (2016)
5位:UFC194 アルドVSマクレガー 120万件 (2015)
6位:UFC193 ロンダVSホルム 110万件 (2015)
6位:UFC207 ヌネスVSロンダ 110万件 (2016)
8位:UFC116 レスナーVSカーウィン 106万件 (2010)
9位:UFC66 リデルVSオーティズ 105万件 (2006)
10位:UFC217 ビスピンVSサンピエール 102万5000件 (2017)
10位:UFC168 ワイドマンVSアンデウソン 102万5000件 (2013)
12位:UFC91 クートゥアVSレスナー101万件 (2008)
13位:UFC200 ハントVSレスナー(ミーシャVSヌネス)100万9000件 (2016)
14位:UFC92 グリフィンvsエヴァンス ホドリゴvsミア 100万件 (2008)
14位:UFC114 エヴァンスvsランペイジ ビスピンvsミラー 100万件 (2010)
※ 追記 2018年10月10日
先日開催されたUFC229(マクレガーVSヌルマゴメドフ)のPPV売上が200万件超えを達成したようです。
詳しい売上数などは後日発表されるようですが、歴代1位の165万件(マクレガーVSネイト)を超えてきましたね。
マクレガー人気凄まじいです。
現時点でUFCのPPV売上歴代3位タイのブロック・レスナーのUFC復帰も決まってます。
対戦相手はライトヘビー級とヘビー級の統一王者のコーミエです。
さすがにマクレガーの売上を超えるのは難しそうですが、UFCヘビー級のスーパースターの復帰戦だけに200万件近い売上に期待したいですね。
レスナー自身の持つ記録160万件は超えてきて欲しいですが、ドーピングなどもあったレスナーの人気が現状どれくらいあるのかも気になります。
備考
UFC200はメインはミーシャ・テイトVSアマンダ・ヌネスの女子バンタム級タイトルマッチだったが、セミでハントとレスナーが対戦したため、PPVの売上が上がっている。やはりWWE、レスナーの人気は凄い。
年々UFC自体の認知度が上がってきたこともあり売上が上昇しているようにも見えるが、実際は一部のスター選手の影響が大きい。
近年ではコナー・マクレガーの活躍が大きくPPVの売上に貢献している一方で、他の大会の全体の推移を見ると伸び悩んでいるのも分かる。
マクレガー以外だと、GSPことジョルジュ・サンピエール、WWEのスーパースターであるブロック・レスナーの存在が大きい。
UFCの場合はボクシングのように1試合にのみの売上というよりは、大会全体の売上という意味合いもある。
最近だとUFC217で久々の100万件オーバーの大会となったが、メインでGSPの復帰戦ミドル級タイトルマッチが組まれ話題になっているが、他の試合でもTJ・ディラショーVSコーディ・ガーブラントのバンタム級タイトルマッチ、女子ストロー級タイトルマッチ ローズ・ナマユナスVSヨアナ・イェンジェイチックも大きく売上に貢献していると言える。
ボクシングのPPVの売上と比較してみても、UFCで最も売れた試合がマクレガーVSネイトの165万件ですが、これはボクシングだと歴代7位の記録となります。
タイソンVSホリフィールドの1回目よりもマクレガーの試合のほうが売れているということになりますね。
それだけUFCの人気が上昇してきているとも言えますが、、、スター選手が不在になると伸び悩む傾向もあります。
UFCのPPV売上げは2016年はマクレガーの人気急上昇もあり一気に跳ね上げた印象ですが、2017年は100万件を超えた大会はGSP復帰戦となったUFC217のみという結果に。
2017年のUFC自体の売上げでは、マクレガーがメイウェザーとのボクシングマッチを行いUFCで試合をしなかった影響は大きいですね。
マクレガーVSメイウェザーは430万件売上げており、これも含めればUFC史上最大の売上げとなります。(ボクシングでもメイウェザーVSパッキャオに次ぐ売上げでした。)
UFCで最も不人気の王者は誰?
初期のほうはUFCの大会知名度も低く、PPVの全体の売上げ数自体が少ないので参考になりませんが、ここ5年間の売上げで売上げ数の少ないワーストランキングを紹介します。
UFC一の人気ファイターといえばマクレガーといえますが、逆に人気のない王者は誰なのか・・
UFC PPV売上げワーストランキング
1位:UFC215 ヌネスVSシェフチェンコ 10万件 (2017)
2位:UFC191 ジョンソン(DJ) VSドッドソン 11万件 (2015)
2位:UFC174 ジョンソン(DJ) VSバガウティノフ 11万件 (2014)
4位:UFC186 ジョンソン(DJ)VS堀口 12万5000件 (2015)
4位:UFC177 ディラショーvsソト 12万5000件 (2014)
6位:UFC161 エヴァンスvsヘンダーソン 14万件 (2013)
備考
近年のUFCのナンバー大会は最低でも10万件は売上げが上がっていますが、過去5年間で最低件数だったのはUFC215。メインは女子選手のヌエスだったので仕方ないところはあるでしょうか。
2位は同数でUFC191とUFC174です。どちらもDJことデメトリアス・ジョンソンがメインを努めています。
ワースト4位の大会のメインもDJの試合で日本の堀口恭司と試合したUFC186ですね。
堀口とDJの試合は日本だと凄いことになっていますが、実際はUFC歴代でもワースト記録に入るほど人気のない試合だったということです。
RIZINに参戦している堀口恭司に対して「強いんだから早くUFCに戻ってDJと試合してくれ!」という声が多いですが、売上げを見てしまうと、リマッチを組むのは厳しいのが分かりますね。
DJはまだパウンドフォーパウンドランキング1位でもありますし、アメリカでの知名度もありますから試合を組んではもらえるでしょうけど、堀口が順番待ちになってしまうのは仕方ないところだと思います。
※DJはUFC227(2018年8月4日)でヘンリー・セフードに判定2-1で破れました。現在PFPランキング7位まで落ちました。
6位以下の売上げワーストを見ても軽量級メインの大会が多く、軽量級の不人気が分かります。
軽量級や女子選手は特に強いだけでは駄目で人気がいかに取れるかというところもポイントになってきますね。
マクレガーもフェザー級からライト級に上げた選手ですから特別大きい選手ではありません。
マクレガー人気は国を上げてというところもありますが、、、実力ももちろん高いですからね。
堀口は可能性のある選手だと思いますが、、、格闘技に関してはk-1、PRIDE時代から無料コンテンツに慣れすぎている日本人のファンが国を上げてPPVを買うとは思えませんし、海外だとどーしても英語圏の国が強いです。
興行としてやる以上は人気が取れない選手だとベルトでも持っていない限りはなかなか試合が組んでもらえないのも仕方ないところではありますね。
岡見は勝ててもリリースされましたが、秋山成勲や山本KIDは日本で人気が取れますからリリースされません。(秋山は韓国?)五味隆典も5連敗するまで試合が組まれました。(通常は3連敗でリリースされる)
知名度、人気があればある程度は優遇されるしファイトマネーも高くなるのは当然ですね。
堀口が日本に戻ってきた理由のひとつに同じ階級の同レベルのランカーと比較してファイトマネーが安かったことも上げています。
日本での知名度(当時の)や英語ができないということなどもファイトマネーが上がらない要因だったようです。
堀口は天心戦もあってかなり日本での知名度も上がりましたし、2019年くらいからUFC復帰もあるかもしれませんね。