先日行われたUFC278でP4Pランキング現在1位のウスマンがまさかのKO負けをしてしまいました。
波乱が起こったUFCですが、今後の注目カードをまとめていきます。
まだ決定していない噂レベルのカードも一部紹介していきます。
UFC279
チマエフVSネイト・ディアス
9月開催のUFC279では期待の新生チマエフと、UFCのスター選手ネイト・ディアスがメインとなります。
ネイトはこれがUFC最後の試合ということになるようです。
普通に考えれば、チマエフの圧勝のように思えますが、前回大会では絶対王者のウスマンがKO負けしているだけに、最後にネイトがやらかしてくれる期待値も上がっていますね。
ノンタイトル戦なので5分3Rで行われる可能性が高そうですが、ネイトのマクレガー戦はタイトル戦以外での初の5Rマッチだったので、今回もネイトの最後の試合ということで、ノンタイトルのメインで行われるので、もしかすると5Rになるかもしれません。
ネイトの異常なタフさ、前回のバーンズ戦で消耗戦で少し弱さが見えたチマエフなので、長期戦の消耗戦になれば、下手すればネイトのKOもあるかも・・しれません。
個人的にはチマエフがグラウンドで圧倒して、最後は一本勝ちするのではないかと思います。
ネイトも柔術黒帯なので寝技も強いですが、チマエフのグランドコントロールで長い時間漬けられてしまうと厳しそうです。
UFC280 inアブダビ
最近は年1ペースで開催されるアブダビ大会。ヌルマゴVSポワリエが行われたのもアブダビでした。
個人的には今年一番の楽しみな大会です。
メインはライト級とタイトルマッチ、オリベイラVSマカチェフ。
(引用元:UFC公式ページより→ https://jp.ufc.com/data/event/1107 )
オリベイラは3試合前にヌルマゴメドフの返上したベルトをかけて、Bellatorから移籍してきたマイケル・チャンドラーに勝利して王者になります。
その後、ポワリエ、ゲイジーに連勝しますが、前回のゲイジー戦では軽量失敗があり勝利しましたが王者は剥奪されています。
この軽量失敗は、同日に同じような軽量ミスがあったとかで、体重計が細工されていた云々の騒ぎに発展しましたが、結局公式には何の発表もされませんでした。
なのでオリベイラは現在ベルトは持っていない状態なので、この試合は防衛戦ではなく王者決定戦ということになります。
事実上はオリベイラの3回目の防衛戦です。
実質の挑戦者となるのは、ヌルマゴの同門であるマカチェフです。
マカチェフは10連勝でタイトル戦までたどり着いており、とくにこの数戦の勝ちっぷりは圧倒的で底が見えないヌルマゴっぽさも見せています。
ヌルマゴと似たファイトスタイルですが、マカチェフの方がより極めに特化した柔術スタイルといった感じです。
オリベイラも柔術出身の選手なので、お互いになかなか一本極めるのは難しいと思います。
勝敗予想は難しいですが、それでも今のオリベイラの勝ち方を見ていると、オリベイラが圧倒しても不思議ではないかなと思います。
マカチェフに関しては、トップランカーとの試合経験がないのもあるので、ここで相手レベルが一気に強化される感じもあるので、案外あっさり負けて通用しませんでしたパターンもありそうです。
あとは打撃で一度KO負けもしてるので、打撃もできるオリベイラの方が総合的には一枚上なような印象があります。
一番期待したいのが、オリベイラがマカチェフに勝利し、ヌルマゴがオリベイラへリベンジするために現役復帰するという流れですね。
まあなかなか難しいとは思いますが、オリベイラVSヌルマゴメドフ見たいですね。
UFC280はメインもやばいですが、バンタム級の注目カードが2つあります。
1つはタイトルマッチでスターリングVSディラショーです。
ディラショーはドーピング問題で2年の出場停止や階級を下げてセフードに瞬殺さたりもありましたが、またタイトル争うできるところまで上がってきています。
スターリングも演技疑惑やら怪我しすぎ問題やらありましたが、前戦ではしっかりとヤンに勝って強さを証明しました。
この試合は何ともいえませんが、ディラショーの復活も見たいですね。バンタム級は混戦なので長期防衛が難しそうですね。
もう1試合、バンタム級でヤンVSオマリーも注目カードです。
マクレガー2世として売出していたオマリーですが、強いは強いですが、強い相手とやっていないので文句を言われいました。
デイナ・ホワイトはファイトマネーの問題もあると、オマリーの相手が弱い相手(非ランカー)ばかりな件に関して流していましたが、実際はスター選手候補を大事に育てているところもありそうです。
UFC269の会見ではコーディ・ガーブラントに雑魚としか試合してない件を指摘されて口論になっていました。
今のガーブラントになら普通に勝てそうですが、今回の相手はピョートル・ヤンです。
前回の初のランカー相手だったムニョス戦はサミングでノーコンテストになってしまったのもあり、今回でオマリーの強さがかなり見える試合になりそうです。
ヤン相手に勝つことができれば本物といえますが、さすがに厳しい試合になるかと思われます。
リーチ、身長ではオマリーが10cm以上も長く有利なので、体格差を上手くいかした戦いができればオマリーが大金星を上げる可能性もありそうですね。
UFC281
281はアデサニアとアレックス・ペレイラのミドル級タイトルマッチが決まっています。
アレックス・ペレイラは元キックボクサーで、キックボクシング時代にアデサニアをKOにしています。
UFCに参戦してからも3連勝で勢いに乗っています。
普通に考えるとアデサニアが圧勝しそうですが、キックではペレイラが勝利しているのと、スタイルがMMAでも打撃に寄って似た部分もあるので、打撃戦になればアデサニアがウスマンに続いてKOされる可能性も十分にありそうです。
見どころが、アデサニアが負けるか否かってところになってしまってるので個人的にはそこまでなカードですね..。
UFC282
まだ決定していませんが12月10日に開催予定のUFC282でジョン・ジョーンズがヘビー級で復帰戦を行うという噂があります。
相手はいきなりガヌーとのタイトルマッチだという話もありましたが、ガヌーは契約の問題と怪我もあるようなので、今の段階だとミオシッチになる可能性が高いとのことです。
MMAニューカードかもしれません👩🏻💻
12.10 #UFC282 ヘビー級
外🇺🇸ジョーンズ(35) 26-1 10KO 6SUB
×
②🇺🇸ミオシッチ(39) 20-4 15KO pic.twitter.com/VMWQAjdMqq— 記録員 (@ykkymma) August 11, 2022
正式決定ではないですが、ジョーンズがやらかさない限りはヘビー級の復帰は濃厚のようで、相手がミオシッチになるのも濃厚っぽいので、この試合は組まれる可能性は高そうです。