イゴール・ボブチャンチン
プロフィール
生年月日:1973年8月6日
身長:176cm
階級:ライトヘビー級
国籍:ウクライナ
異名:「北の最終兵器」
選手メモ
ボブチャンチンはウクライナの総合格闘家。
独特な軌道で放つロングフックパンチが特徴的で当時は「ロシアンフック」と呼ばれ恐れられた。
身長は175cm前後と小柄ながらもPRIDE参戦当初はヘビー級で活躍していた。
2000年の無差別級GPにも参戦し準優勝をしている。
中でもミルコ・クロコップとの一戦は左ハイキック一発での豪快なKO負けとなったが、その後のミルコの躍進にも繋がる一戦となった。
PRIDEの初のトーナメントは過酷なもので1日3試合を行う日程だったが、決勝戦まで進出し決勝でマーク・コールマンに敗れて準優勝で終わった。
2005年には階級をミドル級に落としてトーナメントに挑んだが、2回戦でアリスター・オーフレイムのギロチンチョークを極められ敗れた。
2005年のミドル級トーナメントのリザーブファイトで中村和裕と対戦したのを最後にMMAの試合を行っていない。
ボブチャンチンの現在は?
PRIDE崩壊後は各トップファイターがUFCなどの海外団体へ流れていったが、ボブチャンチンはPRIDEでの中村和裕戦を最後に試合を行っていない。
度重なる怪我や拳の負傷で2008年時には「もう拳で物を殴ることはできない」と話していたそうだ。
現在は現役選手を引退し、地元ウクライナでトレーナーなどの仕事をしながら暮らしているようですね。
衝撃のKO ミルコVSボブチャンチン動画
RAIZINで復活の噂が度々報道される
自身もトレーニングを再開したらしくRAIZIN参戦の噂も出ています。
RAIZINの榊原代表がTwitterにてボブチャンチンが練習を再開したことをつぶやき、さらに「年末はRAIZINに呼ぼうかな」ともつぶやいた。
ただそれは2016年の年末前の話なので、結局は2016、2017年とボブチャンチンのRAIZIN参戦は実現しなかった。
2018年には45歳になるボブチャンチンではあるが、選手寿命が伸びた今や同年代の現役選手はたくさんいるので対戦相手にも困らないだろう。
ミルコ・クロコップの引退も2018年年末には決定しているのでボブチャンチンとミルコの再戦も見れるかもしれない。
怪我の状態が悪く長く戦っていなかったボブチャンチンだが、現在は怪我も完治しておりリングに上がれるくらいの状態にはあるような話もあるが、現役復帰は実現するかどうか今後の動向に注目が集まる。