プロフィール
生年月日:1989年7月22日
身長:193cm
階級:ミドル級
リーチ:203cm
バックボーン:ムエタイ、キックボクシング
国籍:ナイジェリア、ニュージーランド
異名:ザ・ラスト・スタイルベンダー
選手メモ
ナイジェリアで生まれる。5人兄弟の長男である。
裕福な家庭だったこともあり12歳のときに教育方針でニュージーランドへ移住する。
高校時代は肌の色でいじめをうけたという。いじめがきっかけで格闘技を始める。
18歳でムエタイを始め、以後アマチュアキックボクシングでもキャリアを積んでいく。
2011年にキックボクシングでプロ転向する。
グローリーなど世界トップレベルの団体でも試合をしている。
キックボクシングのプロ通算戦績は、81戦75勝5敗1分。
プロボクシングでの試合経験もあり、プロボクシング戦績は6戦5勝1敗。
2012年にMMAデビュー戦をしている。
2018年にキャリア12戦目でUFCデビューする。
デビュー後も敗けることなく順調にキャリアを積み重ねていく。
2019年にはミドル級のかつての絶対王者アンデウソン・シウバと対戦し判定3-0で勝利する。
2019年4月13日UFC236にてケルヴィン・ガステラムとミドル級暫定王座決定戦を行い判定3-0で勝利しミドル級暫定王座を獲得する。
2019年10月6日UFC243で当時のミドル級の正規王者だったロバート・ウィテカーと対戦し、2R3:33でKO勝利してミドル級の王者となった。
キックボクシング仕込みの打撃を武器に現在ミドル級で絶対的な強さを見せている。
MMA通算戦績は、20戦20勝 (15KO,本) 0敗。
日本の漫画好きである
アデサンヤはアニメ好きでもあり、子供のころはアニメーターになりたかったという。
NARUTOが好きで腹にはナルトの八卦封印 タトゥーを入れている。
パフォーマンスでデスノートを書くポーズや、ロック・リーのポーズをとったり、口寄せの術のポーズをしたりもする。
キックボクサーからの転向組で一番の成功者
日本ではミルコ・クロコップやマーク・ハントといった元k-1選手がキックから転向したMMAファイターとして有名だが、実績でいえばアデサンヤが過去一番といえるだろう。
プロキックボクシングでも圧倒的な戦績を残しているが、キックボクシングのスタイルそのままMMAでも強烈な打撃を見せる。
プロボクシング経験もあり、パンチの攻防も優れており、蹴りも上手い。
それだけではなくテイクダウンディフェンスも上手で倒される展開にもっていかれることが少ないのも強みである。
ストライカーが増えるUFCの中でのその代表格ともいえる選手ともいえる。
バックボーンがレスリング出身の選手が多い中でキックボクシングでここまでキャリアがあるという選手というのも魅力的である。