セルゲイ・ハリトーノフ
プロフィール
生年月日:1980年8月18日
身長:193cm
階級:ヘビー級
国籍:ロシア
ニックネーム:「ロシア軍最強兵士」
選手メモ
セルゲイ・ハリトーノフはロシアの総合格闘家。
元ロシア軍兵士だったということでPEIDEでは「ロシア軍最強兵士」というキャッチコピーだった。
ヒョードルとは元同門で裏切り者のヒョードルを倒すためにPEIDEには来たような煽りだったが、実際はハリトーノフはヒョードルのことを選手として尊敬している模様。
ただ、弟アレキサンダーのついては「酒とドラックに溺れているどうしようもないヤツ」だと話している。
PRIDEではヒョードル、ノゲイラ、ミルコに次ぐヘビー級の4番目という位置づけの選手だったが、PRIDE消滅直前にはアリスターオーフレイムやアレキサンダーに負けてポジション的には微妙な位置づけの選手という印象だった。
PRIDE崩壊後はDREAMに参戦し、DREAM消滅後は地元ロシアのM-1 Challengeという総合格闘団体で活躍した。
2006年にPRIDE30でファブリシオ・ヴェウドゥムと対戦して以降の10年間以上も判定決着がないことでも有名。
勝っても負けても豪快なKOが多い選手なのでファンは多い。
全盛期の強さ
PRIDEでのハリトーノフの試合で一番印象に残っているのはセーム・シュルトとのヘビー級グランプリ2回戦の試合。
シュルトからマウントを奪うと、一方的にシュルトの顔面を叩きまくり、シュルトの顔面は紫色に腫れあがり、流血をするも非常にパウンドを落としまくり最後はレフリーストップで決まった。
あまりに残酷な戦いっぷりに地上波放送ではカットされ、ランデルマンら選手たちもハリトーノフの戦い方を「怖い」と表現していた。
当時はナンバー4的なポジションではあったが、後にヘビー級にはマークハントやジョシュ・バーネットも参戦し、まだミドル級だったころのオーフレイムにもKOされたこともあり、ヒョードルやミルコなどよりかはワンランク下の位置の選手だったとも思える。
ノゲイラとはグランプリ準決勝で対戦し、判定で負けている。
ノゲイラやヴェウドゥムとも判定までもっていける力もあることから寝技のスキルも高い。