ムエタイ選手やキックボクサーの平均年収を調べてみました。
ムエタイ選手の年収は?
ムエタイ選手の平均年収は80万円ほどだといいいます。
もちろん選手のレベルによってもらえる額は違いますが、デビュー戦で約3万円くらいのようですね。
国内チャンピオンレベルでも10万円程度とのこと。
ムエタイ選手の年収を平均すると100万円を割るくらいの額になるようです。
国内キックボクサーの年収は?
平均150万円程度
国内のキックボクサーの平均年収はムエタイよりかは少し高いみたいですね。
まぁ普通の仕事の平均年収自体がタイよりも日本のほうが2~3倍くらいあるのでこんなもんなんでしょうかね。
ただ日本のキックボクサーのほうが上位ランカーのもらえる額が高いだけで、デビュー戦の金額は世界的にみてもどこも同じ程度みたいです。
ヒドイ時は1万円以下なんてこともあるみたいですね。
キックボクシングの団体も色々とありますからね。
ある程度大きい団体だったり、選手のことを分かってくれる元選手などが主催する大会だとファイトマネーが多少高いなんてこともあるみたいです。
キックボクサーとして生計を立てていくことはかなり難しいと思います。
キックボクサーで一番稼ぐ選手はどれくらい稼ぐのか
ボクサーや総合格闘家に比べて、世界的には下火になってきているキックですが、それでも日本国内ではMMAとボクシングと同じくらい人気がありますね。
中でも90年代~2000年代にかけて爆発的な人気を誇ったキックボクシング団体のk-1の選手は相当なファイトマネーをもらっていたことでも有名です。
毎年開催されていたk-1のヘビー級GPの優勝賞金は40万ドル(当時のレートで約4800万円)でした。(ミドル級のGPはその半額)
もちろん優勝賞金以外のファイトマネーも出るので、ワンマッチでもトップファイターになると1000万円以上はザラにもらっていたようですね。
それでもボクシングの世界戦とかに比べるとショボいと思ってしまいますが、キックボクサーが普通の団体で試合してもらえる金額の100倍以上の額なので、PPVのなかった当時のK-1は世界的にも物凄い高いファイトマネーだったと言えますね。
大金を稼いだキックボクサーの日本人は誰?
日本人選手だと、ヘビー級ではありませんがミドル級で活躍した魔娑斗選手は1試合のファイトマネーが最高5000万円ほどだったとも噂されます。
この手の噂で上がるファイトマネーは引退後に本人に確認するような企画などで確認すると、
概ね間違っていないケースが多いですし、当時の相場からいっても魔娑斗選手はそれくらいは普通に稼いでいたと思いますね。
また、キックボクサーではありませんが、キックボクシングルールの試合を行った日本人選手では
元横綱の曙選手がボブサップ選手と戦った試合のファイトマネーは1億円近かったとも言われます。
あの試合は紅白を越える瞬間視聴率だったりもしたので当然といえば当然の金額かもしれませんが、曙はあの試合がキックボクシングのデビュー戦だったわけなので、キックボクサーの相場からするとあり得ない破格な金額と分かりますね。
新生k-1はまだまだ安い
2014年に旗揚げされた新生k-1は昔のk-1ほどの規模ではありませんが、
新生k-1でもっとも人気のあるカリスマ選手「武尊(たける)」は1ヶ月で1000万円以上稼いだという話もネット番組で暴露しています。
今のk-1はまだまだ昔ほどのファイトマネーやスポンサー料をもらえるほどではないにしても、今後どんどん大きくなれば1億円以上稼げるような選手はバンバン出てくるかもしれませんね。
まとめ
キックボクサーの年収はかなり低いです。
サラリーマンが普通に稼げる金額の半分くらいが平均で、当然試合をしないともらえないので怪我をすればゼロになります。
一方で、テレビなどで放送される大きい団体で試合ができて、なおかつ注目される選手にもなると、曙のように選手としての実力は伴ってなくとも大きな金額を稼ぐこともできます。
ボクシングのメイウェザーなんかも似ていますが、必ずしも上から順番に強いヤツが稼いでいるわけではなく「話題性」や「人気」「売上」「視聴率」などが取れる選手が稼げる傾向にありますね。
選手として強いということはもちろん大事ではありますが、稼ぐ上ではその競技で強いということ以上に『金銭を動かせる』ということが大事になってきます。
人の興味を向かせたり、メイウェザーのように負けるところが見たくてみんなPPVを買ってしまったり、日本だと一時期の亀田兄弟なども同じでしたね。
実際のところ稼ぐだけなら、プロの超強い無名のキックボクサーよりも、話題性の高い数字の取れるタレントのキックボクシングデビュー戦のほうがファイトマネーは高かったりしますね。