プロフィール
生年月日:1976年7月3日
身長:180cm
階級:ミドル級
国籍:ブラジル
ニックネーム:「ミドル級絶対王者」
選手メモ
ヴァンダレイ・シウバは日本で活躍したブラジルの総合格闘家。
PRIDE時代は桜庭和志を倒してから勢いに乗り、そのままミドル級の絶対王者として君臨し続けた。
PRIDEでの初黒星はマークハント戦で、このときは桜庭と四度目の対戦が決まっていたが、桜庭が怪我で急遽出場できなくなり、試合2週間前ほどでマークハントに切り替えられた。
当時のハントはまだMMAのキャリアは浅く、シウバとの体重差は30キロ以上あったものの、キャリアで勝るシウバが有利と思えたが、結果は判定1-2でハントが勝利してシウバにPRIDE初黒星をつけた。
その後、ミドル級トーナメントではヒカルド・アローナ、タイトルマッチではダン・ヘンダーソンに敗れタイトルを失った。
無差別級トーナメントでもミルコに負けて『絶対王者』としての風格はPRIDE後期では薄れていった。
ミドル級では絶対的な強さを見せていたしシウバだが、対戦相手に日本人が多かったことや、噛ませ犬相手も多かったので、本当の実力が疑問視されていたこともあった。
だが、ランペイジ・ジャクソンとのPRIDEミドル級タイトルマッチなどを見る限り、2000年代のシウバの実力は本物だったと思える。
PRIDE崩壊後はUFCに挑戦するも大した結果を残すことはできなかった。
シウバの現在は?
2017年現在、試合こそしていないものの正式な引退表明はしていない。
ここ最近では、2016年のRIZINトーナメントでミルコ・クロコップと対戦予定だったがシウバの怪我で実現はしなかった。
そのトーナメントはミルコの優勝で終わった。
結果的にミルコが全試合KO(一本)勝ちという強さを見せたが、シウバは逃げたイメージが強くなってしまった。
RIZINへの参戦はあるのか?
RIZINはPRIDE時代のスター選手が数多く参戦しているが、シウバもそのうちの一人だ。
トーナメントでもミルコの対戦が決まっており、一度は参戦予定だったし、グラップリングルールでは桜庭、田村、所らともタッグルールなどで試合をしている。
RIZINでまだ本格的な試合をしていないシウバだが、k-1,PRIDEの往年のスター選手らが続々参戦をする流れなのでシウバの試合が今後組まれる日も遠くないかもしれない。
怪我の状態も気になるところだが、、、個人的にはクレイジーホース・ベネットとの因縁対決を是非ともRIZINのリングでやってほしい。
詳しくはこちら⇒ヴァンダレイ・シウバとチャールズ・ベネットの乱闘騒ぎについて
ベネットは70キロくらいで、シウバは90キロくらいの階級の選手なので他団体では実現の難しいカードだが、無差別思考の強い日本の団体なら実現の可能性もありうるカードではないか・・。
全盛期の強さに期待するのは難しい往年のスター選手には、
こういうカードを消化して別の形で盛り上げてくれるとファンとしては嬉しい限りです。
ヴァンダレイ・シウバの今後の動向にも注目です。