プロフィール
生年月日:1969年7月14日
身長:180cm
体重:85kg
ニックネーム:「IQレスラー」
選手メモ
桜庭和志は日本のプロレスラー、総合格闘家。
プロレスラー時代は高田延彦や田村潔司らと同じUWFなどで活躍した。
その後、活躍の舞台をプロレスからMMAへ移して90年代後半から2000年代前半くらいまでPRIDEで活躍した。
中でもPRIDE初期での活躍は物凄いものがあり、当時は日本人がまったく相手にならなかった最強一族のグレイシー一族に連戦連勝した。
PRIDE消滅後はDREAMなどにも参戦したが、年齢を重ねていたこともあり結果を残すことはできなかった。
2017年現在で48歳になる桜庭和志だが、未だに現役選手としてRAIZINのリングに上がっている。
近年はMMAではなくグラップリングのみのルールやプロレスに近いタッグマッチなどを行うこともある。
2015年の年末に行われた青木真也との一戦は世代交代を感じさせらる内容となった。
グレイシーハンター
日本人がグレイシーにまったく相手にならなかった時代に現れた日本人の救世主が桜庭和志だった。
桜庭はPRIDE8でホイラーグレイシーから一本勝ちをしたが、タップをしないグレイシーからすればレフリーストップというのは納得のいかないものだった。
しかし実際は完全に桜庭の技は極っており、レフリーストップがなければ危険な状態だった。
グレイシーサイドは当時MMAでもっとも実績のあったホイスグレイシーで本気で桜庭を倒しにきた。
この試合はトーナメント戦で勝ち抜けば一日二試合やらないといけない大会だったにも関わらず、時間無制限ルールでの勝負となった。
覆面で入場し、覆面を投げ捨てると髪色をオレンジ色に染めているというパフォーマンスも印象的だった。
結果的に90分間の死闘となり6R終了時にグレイシー側がタオル投入し、グレイシー神話が崩壊した。
~ホイスの提案したルール~
★通常ルール
1R15分 延長15分
★ホイスルール
・1R15分 決着のつかない場合は判定なしで永遠に続く
・決着はホイスのタップかセコンドのタオル投入のみ
・レフリーやドクターに試合を止める権限はない
桜庭はこの無謀な条件に受けてたち、しっかりとグレイシー側にタオル投入という敗北を味あわせて伝説を残した。
ヴァンダレイ・シウバの出現
ホイスを倒した直後の試合でボブチャンチンに敗れた以外は負けなしだった桜庭和志の神話が崩れたのはヴァンダレイ・シウバとの一戦からだった。
PRIDEのリングで外人相手に常にベストの試合をしてきた桜庭だったが、シウバとの初戦は1Rで打撃で一方的に攻められてのKO敗けだった。
桜庭がサッカーボールキックでKOにされたこの試合は衝撃の試合となり、ヴァンダレイ・シウバ伝説の幕開けとなった。
その後、桜庭とシウバは2度戦い、合計で3度戦ったが、すべて桜庭の1RKO敗けという結果に終わった。
近年の活躍 海外の反応
PRIDE消滅後は思うような結果の残せなかった桜庭だったが、PRIDEでの活躍は海外からも高く評価されている。
2017年にはパイオニア部門でUFCの殿堂入りを果たした。
まだまだ現役の桜庭は今後もRAIZINを中心に試合するでしょうね。
負ける度に引退をささやかれていたレジェンドですが、
本人は『死ぬまで現役』を公言していますので引退宣言はなさそうです。
RAIZINでまだまだ戦える姿が見たいですね。