画像引用(C)RIZIN FF
プロフィール
生年月日:1982年11月18日
身長:178cm
階級:フェザー~バンタム級
主な団体:ZST、戦極、DEEP、UFC
選手メモ
金原正徳は日本の総合格闘家。
高校中退後に近所にたまたまあった道場で格闘技をはじめる。
2003年にDEEPでプロデビューし、その後ZST、戦極、UFCと渡り歩く。
2016年にUFCで連敗後にリリースされ日本のリングに戻ってくる。
2020年2月開催のRIZIN21にバンタム級で参戦したが、ビクター・ヘンリーにKO負けして引退を表明した。
しかし2021年10月開催のRIZIN31にて現役復帰。中堅どころの芦田崇宏を相手に完勝し現役復帰を遂げる。
その後はフェザー級の強豪である摩嶋一整、山本空良に連勝し2023年現在はRIZINのフェザー級戦線でタイトルを争える位置にまで上がってきている。
金原正徳の反則負け
2014年に行われたDEEP66での北田俊亮戦で金原は疑惑の反則をする。
1R開始早々に金原はテイクダウンを奪われて、ギロチンチョークの形になるが、リングの場外に落下した。
落ちた北田は下になっている状態だったため後頭部をモロに打ち試合続行は不可能となった。
この試合は金原が故意で場外に押し出しているようにも見えるため疑惑が残った試合となっている。
RIZINフェザー級ランキング1位の金原正徳。
とんでもない反則で、大惨事に。。。 pic.twitter.com/7faZTBzTVf
— ちあき (@eg_uj4) July 6, 2023
金原正徳はRIZIN王者になれるのか?
実力、評価的にはRIZINフェザー級の上位に位置してはいるが、実際に今のRIZINのマッチメイクだと金原がタイトルにたどり着くのはかなり厳しいといえる。
優先されるのは朝倉未来やクレベルコイケであり、大晦日にはBellatorの強豪との交流戦があったりと、コアなファン層にしか認知されていない金原をタイトル戦で使うのは集客的にも厳しいところもあるだろう。
その間にも金原は試合をするだろうが、上位どころ相手に連勝し続けれるのかも怪しいところで一回でも負けたらタイトルから遠ざかることを考えると、やはり厳しい道程にはなりそうだ。
過去には山本KIDとも激闘
金原の名前が広まった試合は2009年に行われた山本KIDとの一戦。
2009年の大晦日は戦極とDREAMの対抗戦ということで各団体のトップ選手同士が対戦することになった。
当時金原は戦極のチャンピオンで、KIDはDREAMの所属選手だったがチャンピオンではなかった。
金原は会見で「負けたらベルトあげますよ」とKIDを挑発。
KIDも「いらねーし。あ、でもオークションで売れるかな?」と返した。
さらにKIDは「最近までごくせんと戦極の違いも分からなかった」と挑発。
金原も「KIDさんの負けるところ今年見たでしょ?言い方悪いけど、過去の選手にこだわっているようじゃダメなんですよね。」
と、KIDがすでに全盛期を過ぎていると主張。
この時期のKIDは確かに怪我により戦線離脱をしており、復帰してMMA初戦でまさかの判定負けをし、その後試合感を取り戻そうとk-1ルールで噛ませ犬の韓国人と試合するも1RKOにされてしまった。
KIDと金原の試合自体は、お互いに見せ場もあり、KIDも全盛期に近い動きを見せたが、結果は金原が判定勝ちを収めた。