小比類巻がk-1から干された?!
詳細は今のところ明らかになってはいないが、k-1ジムの小比類巻道場で代表をしていた小比類巻の名前が抹消されたとのことで話題になっています。
ジムのホームページからも小比類巻の名前は消されたようで「k-1ジム恵比寿」となっており、スタッフから小比類巻の名前は消されている。
元々は2018年1月23日に小沢海斗が自身のTwitterで「今までお世話になった小比類巻道場を退会しました。」というツイートをして(現在はツイートは消されていました)
他にも野杁正明などの主力のプロ選手らが続々と退会するという話になっていたが、1月28日には野杁や小沢はジム残留となり、小比類巻だけが消されるという形で落ち着いたようだ。
小比類巻が何をしたのか、他の選手はなぜ一度はジムを退会する流れになったのか?
などの経緯は今のところ謎のままだが奇妙な事件で詳細が気になりますね。
小比類巻さんからの表明など正式にあればまた追記します。
※追記 2018年2月23日
⇒小比類巻氏、k-1から業務上横領罪等での刑事告訴される
格闘代理戦争でも活躍していた
最近の小比類巻はAbemaTVの企画「格闘代理戦争」にも登場しており、そこでは普通にジムで選手指導を行っていました。
この企画は伝説の格闘家が次世代のスター選手を発掘するために、「代理」選手を出し合って戦うというものだが、この企画で小比類巻は小川直也の推薦選手である小倉の指導をしていた。
この企画の中では小沢海斗が小比類巻のジムで登場したりもして、つい最近までは上手くやっていたようにも思えたが、、、一体彼らに何があったのか気になりますね。
似たような事件が以前もあった
数年前にもk-1の所属ジムであった「チームドラゴン」のプロ選手が大量に流出するという事件がありました。
当時のチームドラゴンには武尊、卜部兄弟といったk-1で活躍するトップファイターが多くいましたが、トップファイターが全員ジムを辞めるという自体になりました。
チームドラゴンの代表の前田憲作氏は当時はk-1のプロデューサーも努めていたが、この事件を機にk-1のプロデューサーからも降ろされることになりました。
実質、前田憲作はk-1から干されるような形になったが、選手たちは「方向性の違い」が理由だと話したが詳細が語られることはなかった。
真相は結局謎のままではありますが、どうあれ前田憲作氏がk-1から追放される形になったことは事実です。
前田も後にこの件に関しては表明しており「自身にやましいことは何もない。質問があれば何でもお答えします。」と、噂されるような金銭トラブルなどはないと断言しています。
新生k-1の闇
ジム関係のトラブルだけではなく、今のk-1の独占契約というのは試合を組む上でも問題があります。
k-1に所属する選手は原則として他団体での試合を行うことができない独占契約をされているのですが、これ自体はUFCなども行っていることなので問題ではありません。
問題なのは今のk-1は世界的に成功している興行でもなのに外部との接触をなくしてしまい、国内の試合も実現できなくなってしまっている点ですね。
武尊と天心の対戦が実現しないのもk-1が独占契約を行っているからだといわれています。
今回のジム関係のトラブルもk-1の契約上の問題があるともいわれていますが、今のk-1のレベルで独占契約をするのは正直無理がありますね。
武尊ですら世界的にはまったく無名選手だった件
2018年3月21日のk-1史上最高のビッグイベントのためにk-1のスター選手である武尊がアメリカに合宿へ行くという特集がAbemaTVで放送されました。
【動画はこちら】
放送内容自体は非常に面白いものだったのですが、
アメリカ合宿に行った武尊のVTRを見て個人的に気になったのが、k-1の現役世界王者が世界的まったく無名ということです。
これは昔のk-1ではあり得ないことでしたね。「k-1=世界的な大会」だったので。
しかも合宿先はk-1MAXに出場していた選手のドゥエイン・ラドウィックが会長を務めるジムだったにもかかわらず、まったくの無名というのはさすがに残念すぎました。
(もしかしたら武尊の武者修行を演出するために知らないフリをしていただけかもしれないが)
今のk-1に海外からの強豪が集まらない理由が独占契約にもあるとされているだけに課題は大きいです。
新生k-1は今のままでは旧k-1のように崩壊することになるかもしれません。