先日、ベラトールからUFCへ移籍したマイケル・チャンドラーについてまとめました。
プロフィール
生年月日: 1986年4月24日
身長:173cm
階級:ウェルター、ライト
国籍:アメリカ合衆国
選手メモ
高校時代はアメフトとアマレスをやっていた。
アメフトでは3度レター表彰をされている。
総合格闘技デビュー戦は2009年で当時23歳。
デビューから4戦目の翌年2010年9月30日ベラトールでデビューする。
2011年5月14日にはライト級トーナメントを優勝しタイトルを獲得。
デビュー以降12連勝をする。
その中には日本の郷野聡寛が相手の瞬殺KOも含まれる。
Bellator106でエディ・アルバレスを相手に初めて敗北する。
その後は3連敗するも、パトリッキー・フレイレ、ベン・ヘンダーソンといった強豪にも勝利し王者に返り咲く。
2019年12月29日にはベラトール日本開催で日本でも試合をする。
2020年8月7日に開催されたBellator243でベン・ヘンダーソンに勝利したのを最後にUFCへ移籍する。
2021年1月23日に開催されたUFC257では、コナーマクレガーの前座で登場し、ライト級6位のダン・フッカー 相手に豪快なKO勝利を飾り見事なUFCデビューを果たした。
マイケル・チャンドラーの実力は?
ベラトールでは長きに渡りライト級のトップ戦線で戦っていた。
ベンヘンやエディ・アルバレスといった元UFCの王者相手にも勝利しているので、その実力はUFCのトップどころにも劣らないといえる。
アマレスベースがある選手だが、打撃が強力でKO決着が多い。
173cmなのでライト級では小柄な方だが、強靭な肉体で相手をなぎ倒すスタイル。
UFC王者になれるのか?
満を持してキャリア最後の舞台にUFCを選び、2021年ついにUFC参戦を果たす。
他団体王者に厳しいことで有名なUFCは、デビュー戦でいきなりランキング6位のダン・フッカーを当てるも、難なく勝利してみせた。
ランキング6位を相手にKO勝利したので、これで一気にランカー入りは確実と思えるが、残りの上位ランカーは全員ベラトールの時以上に強敵である。
中でも王者ヌルマゴメドフが相手となると、さすがにチャンドラーも厳しいか。
上位ランカーだと、ゲイジー、オリベイラ、ポワリエあたりはかなり厳しいとなりそうだ。
まとめ
UFC参戦してかなり楽しみな選手ではあるが、今のライト級の上位ランカー相手にどこまで戦えるのか、楽しみでもある反面、ベラトールの上位クラスとUFCの上位クラスのレベルの違いを見せられるような気もする。
いずれにせよ、強豪揃いのUFCライト級で今後のマッチメイクに注目したい選手の一人である。