モハメド・アリとマイク・タイソンはどっちが強かったのか?

ボクシングファンなら一度は妄想するありがちな疑問ではありますが、ここでは個人的な意見ではなはく一般的に多い考えなどをまとめてみました。

タイソンとアリの能力値

スピードは五分五分といったところ

パワーは圧倒的にタイソンの方が上

テクニックはアリがやや上

メンタル面では圧倒的にアリ

 

アリは距離を取ってカウンターなどを上手く狙うのが得意なボクサータイプ。

「蝶のように舞い、蜂のように刺す」というのは有名なアリのファイトスタイルを表す言葉。

 

タイソンは圧倒的なスピードで首を振って相手の懐に潜り込み強烈なフックを叩き込むのが得意なファイタータイプ。

『ピーカブースタイル』と呼ばれるアゴに両拳を当ててディフェンスするスタイルはタイソンの代名詞

ピーカブーとは「いないいないばあ」の意味がある。

タイソンにボクシングを教えた名トレーナーであるカス・ダマトがタイソンに仕込んだ戦術。

★ピーカブースタイル
ボクシング漫画の金字塔「はじめの一歩」の主人公である幕之内一歩も同じスタイルで戦う


モハメド・アリの能力値

マイク・タイソンの能力値

両者の能力をグラフにして比較すると、

アリのほうが全体的な能力値のバランスが良く評価も高いです。

アリはパワーに関してはヘビー級の選手を倒せるほどはもちろんありますが、トップ中のトップとの比較ではやや力負けする印象ですね。

逆をいえばパワー面以外はすべてが完璧に近くボクサーとして穴がないです。

対してタイソンは圧倒的なパワーとスピード、ディフェンス力などボクシングの技量はアリ以上のものがありますが、打たれ強さやタフネスさ、メンタル面ではアリのほうが上に思えます。

このあたりがボクサーとしての評価だと、ややアリのほうが上の評価が多い事になっている要因と分析できますね。

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実際に戦ったらどうなる?

アリとタイソンが実際に戦った場合はどうなるのか?

これもよくある妄想なんですが、展開的には開始すぐにタイソンが前に出てアリは足を使い下がる展開が最も考えらる展開です。

序盤はタイソンのパンチをアリが上手くかわして、ロープを使ってのディフェンスなども見せて解除を盛り上げたりもしそうですね。
 

★お互いの戦術

アリの狙いはカウンターを狙い、タイソンは懐に潜り込み得意のフックでKO狙うというのが無難なところです。

アリはホアマン戦のように、タイソンがジェームス・ダグラスにKOされたときのように戦いたい感じですね。

 

ただ全盛期のタイソンのスピードはアリが今まで戦ったどの相手よりも速くパンチも強力です。

アリはタイソンの前進を避けようとしてジャブなど細かいパンチを打ちますが、アリのジャブでは全盛期のタイソンを止めることはできません。

最終的にはアリが捕まって力でねじ伏せられKOされるという展開がアリVSタイソンの一番ある見解のひとつですね。

 

ボクシングの理論から推測すると、ややタイソンのほうが上だとう見解のほうが多いみたいですね。

実際に試合すればアリのほうが強い?

ボクシングの試合というのは必ずしも能力値の高いほうや、実力があるほうが勝つとは限りません。

そのひとつの要因として精神面というのが上げられるのですが、どんなに強いボクサーでもその能力を発揮できる状態でなければ勝つことはできないということです。

タイソンの絶頂期が短いとされる理由もメンタル面の弱さが理由に上げられます

タイソンは名トレーナーのカス・ダマトを亡くしてから一気に練習環境や取り巻く環境が悪くなり、練習に集中できなくなり素行も悪くなっていき、次第に全盛期の能力を落としていきました。

タイソンは年齢的な衰えよりも先に精神面の部分で早く衰えたともいえますね。

 

対照的にモハメド・アリの強さはボクシングだけではなく私生活や周囲の環境にもあると言えます。

政治的な部分でも戦ったり、徴兵拒否をしたり、オリンピックのメダルを川に流したり、試合前のパフォーマンスであったりと、メンタル的にとにかく強い人物です。

 

メンタル面の弱さが目立つタイソンは試合でもその部分が出ることがあります。

ホリフィールドの耳をかじったのも有名な出来事ですが、あれもまさに精神面の問題といえますね。

キャリア後半ではクリンチの多い対戦相手に苛立つ場面も多かったです。

プライベートでも薬物依存など様々な問題を抱えていました。

ボクシングの技術面は置いといて、精神面では圧倒的にアリがタイソンより上なのは間違いないです

全てを踏まえた上でタイソンとアリが全盛期に戦った場合は・・

これらを全て踏まえて実際に試合するとなると、

試合前からアリはタイソンが普通ではいられないような様々なプレッシャーをかけることもあるでしょう。

今では格闘家が試合前に相手を煽る「ビッグマウス」という一種のパフォーマンスは当たり前になりましたが、ビッグマウスの生みの親はモハメド・アリです。

 

ビッグマウスでの相手の挑発はもちろん、試合でもタイソンが冷静ではいられないように仕向けるでしょう。

そうすることでタイソンがいつものような戦いができなくなる可能性は高いです。

 

力みすぎてパンチが大ぶりになったり、ガードが甘くなったりすればアリのカウンターをもらってKOされることもあるでしょうね。

 

タイソンの強さはパンチ力であったり、野性的な強さであってスポーツマン的な強さでもあります。

アリは猪木との異種格闘技戦でも、最終的には自分が圧倒的に有利なルールで試合をしています。

 

アリにはこういう強さもあるということですね。

妄想が膨らむ一方ですが、こういうありがちな最強説というのもボクシングを楽しむ醍醐味ですね。

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