2017年も那須川天心の勢いは止まることがなかった。
怒涛の勢いで年間9試合を消化し今年も敗けることはなかった。
年末のRAIZINではキックボクシングトーナメントに参加し、圧倒的な強さを見せてトーナメント優勝を果たした。
だが、トーナメント参加選手などはお世辞でもレベルが高いとは呼び難い選手だったため、天心にとっては納得のいくトーナメントではないであろう。
年末のトーナメントを優勝した天心はマイクパフォーマンスで「誰と試合して欲しいですか?」と会場に呼びかけた。
すると会場からは『武尊』コールが起きた。
k-1側が武尊を天心と戦わせないように保護している動きを見せているが、天心やRAIZINサイトは動いているように思える。
これまでの動きをみていると実現は難しいかと思われたが、2018年には武尊VS天心がいよいよ実現するかもしれない・・。
天心は武尊の前に堀口恭司とキックで勝負する?
こちらもRAIZINのリングでは相手がいない強さを見せている堀口恭司だが、2017年末のトーナメントでは下馬評通りの圧倒的なパフォーマンスを見せつけて優勝した。
このトーナメントでは堀口恭司はバンタム級に1階級上げていたにも関わらず、パワー負けなどすることなく相手を圧倒した。
今回のバンタム級はリミットが61kgまで上がっている
もはや同階級も1つ2つ上の階級もRAIZINのMMA選手では堀口の相手がいないように思えるが、、、
ここに来て天心とのキックボクシングマッチの案が浮上してきている
この件に関して榊原代表は前向きに検討しているようで、
天心自身も「MMAでは今やったらすぐ負けてしまうと思いますが、キックボクシングならと思いますね。堀口さんはキックも強いです。」と語っている。
堀口は天心よりもDJ(デメトリアス・ジョンソン)との再戦を熱望
堀口はUFCのフライ級絶対王者のデメトリアス・ジョンソン(以下DJ)をRAIZINに呼び寄せたいとも話している。
堀口とDJは2015年の4月に一度UFCのフライ級タイトルマッチで対戦しており、そのときは堀口がDJに完封されて最後は試合終了1秒前に腕ひしぎ十字固めを極められた。
堀口は今やればDJにも勝てると断言しており、動きを見ても以前よりも好勝負になるのは間違いなさそうだ。
UFCはフライ級の廃止の噂が何年も前から浮上しており、DJの試合もアメリカでは人気の取れない試合としても有名だ。
DJは長くUFCパウンド・フォー・パウンドランク1位ではあるものの、UFC側との関係もあまりよくはないようだ。
この流れからもDJがRAIZINに来る可能性は思っているよりも高いようにも思える。
UFCがフライ級の廃止をすれば、
階級を上げることを拒むDJならRAIZIN参戦も十分に考えられるということだ
ただ現実的にはすぐに堀口とDJの再戦ができるような条件や舞台が整っていない。
それよりも国内のビッグマッチとしては、武尊VS天心、それ以上に対戦する条件や環境も整っている天心VS堀口のキックマッチが一番最初になるかもしれない。